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アンタイオス : ウィキペディア日本語版
アンタイオス

アンタイオス(, , )とは、ギリシア神話に登場する好戦的な巨人である。ラテン語ではアンタエウス
海神ポセイドーンの息子〔アポロドーロス、2巻5・11。〕、あるいは大地の女神ガイアの息子であり〔〔ヒュギーヌス、31話。〕、英雄ヘーラクレースによって倒された。
== 物語 ==
アンタイオスは、リビアに住んでいて、屈強そうな旅人に戦いを挑んでは、相手を殺していた。そして、殺した相手から奪った宝物や相手の髑髏を、ポセイドーンの神殿に飾っていた〔ピンダロス『イストミア祝勝歌』第4歌54b。〕。ヘーラクレースは黄金の林檎を求めて旅をしていたとき〔、あるいはゲーリュオーンの牛を求めて旅をしていたときにリビアを通り〔シケリアのディオドロス、4巻17・4。〕、アンタイオスに挑戦された。さしものヘラクレスも何度倒しても無限に復活する能力と無限に強まる力に苦戦をする。しかし大地に足がついていなければ発揮しない弱点に気づき、アンタイオスはヘーラクレースに持ち上げられ、絞め殺されてしまった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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