|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ラム : [らむ] 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory)
アンビグラム(ambigram、またはinversion, flipscript)とは、語を与えられた形式だけでなく、異なる方向からも読み取れるようにしたグラフィカルな文字のこと。テキストはいくつかの語からなる場合もあり、異なる方向で綴られたテキストは同一のものであることが多いが、違うテキストになることもある。ダグラス・ホフスタッターはアンビグラムを「2つの異なる読み方を同一のひとそろいの曲線に何とかして押し込める筆記体デザイン」と述べている。 わかりやすく言うと、文字を180度回転させたり、鏡に写したりしてできるデザインのことで、多くはシンメトリカルで、同じ語に読める。 ==歴史== アンビグラムの名手ジョン・ラングドンによると、アンビグラムはラングドンとスコット・キムが1970年代に別々に進化、発展させたという。キムは1981年に最初のアンビグラム集を出した時、『Inversions(反転)』というタイトルで出した。「アンビグラム」という語に言及した最初の本はホフスタッターによるもので、ホフスタッターは1983年から1984年にかけて友人たちのグループが使っていたのがアンビグラムの始まりだと述べている〔〕。ホフスタッターの『ゲーデル、エッシャー、バッハ』1999年版の表紙には3-dimensional Ambigramが使われている。 アンビグラムが有名になったのは、ダン・ブラウンがベストセラー小説『天使と悪魔』でアンビグラムを取り上げてからである。その本で使われたアンビグラムはジョン・ラングドンが制作し、小説の主人公「ロバート・ラングドン」の名前もジョン・ラングドンから採られている。 日本語のアンビグラムについては、1986年に坂根巌夫が「新遊びの博物誌1」のなかで、「日本語はアルファベットより格段に難しく、出来るとしてもごく限られたものになるだろう」と述べている。しかし、『天使と悪魔』が邦訳されてアンビグラムが日本でも広く認知されるようになった頃から、日本語のアンビグラムも数多く作られるようになってきている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンビグラム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|