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イシモチソウ(石持草、学名:''Drosera peltata'' Thunb.)はモウセンゴケ科モウセンゴケ属の食虫植物。茎生葉には粘液滴がつき、これで小石を粘りつけて持ち上げることができるとして和名がある。また茎生葉が三日月形~楯形であり、学名および英名の由来となっている(いずれも「楯」を意味する、 より)。 == 特徴 == ;形態 地中に5mm~6mm程度の塊根を持ち、春先に根生葉から茎を直立させ、高さ10cm~30cm程度となる。 茎からは茎生葉として、長さ10mm~15mm程度の葉柄の先に、幅4mm~6mmの三日月型の捕虫葉を疎らに互生する。同属のモウセンゴケ等と同様に、葉身または葉縁から生える長い腺毛の先端の粘液滴で昆虫等の小動物を粘りつけ、傾性運動により包み込んで捕獲し、粘液に含まれる消化酵素にて分解、吸収して養分とする。 花季は5月~6月で、茎の上部または頂部に総状花序として2個~10個の白色の花をつける。花弁は6mm~8mm程度、花弁は5枚で広倒卵形。午前10時頃に開花し、午後には閉じる。花期には根生草が枯れる。〔イシモチソウ (pdf) 愛知県レッドデータブック〕 花が終わった後、広楕円形の種子を持つ球形のさく果をつけ、夏以後は塊根による休眠に入る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イシモチソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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