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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
インテリジェントキー(''Intelligent Key'')は、日産自動車の、機械的な鍵を使用せずに車両のドアの施錠/開錠、エンジン始動が可能なシステムの名称であり、同時に日産の登録商標でもある(第4692385号)。リモートコントロールエントリーシステムと同じ操作も可能である。このシステムは日本の自動車メーカーでは日産がいち早く導入を開始し、その後他社も同様のシステムで追随している。 2002年にフルモデルチェンジしたK12型マーチで初登場。 ==概要== 一部グレード、車両はメーカーオプション〔ティアナ(2代目)・スカイライン(12代目)など、プッシュエンジンスターターを装備した車種はプッシュエンジンスターターとインテリジェントキーが不可分なため全グレードに標準装備(キューブ(3代目)は一部グレードではプッシュエンジンスターターとインテリジェントキーがセットでメーカーオプション)。それ以外の車種はグレードによりメーカーオプション。ただし、ブルーバードシルフィ(2代目)はプッシュエンジンスターターがないが全グレードに標準装備。〕であるが日産自動車の普通乗用車のほとんど〔モコ(2代目以降)、ルークス、NV100クリッパーリオ(2代目)についてはOEM元のスズキの「キーレススタートシステム」を、ラフェスタハイウェイスター(2代目)についてはOEM元のマツダの「アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム」を、デイズとデイズルークスについては共同開発相手かつ製造元の三菱自動車工業の「キーレスオペレーションシステム」をインテリジェントキーと呼んでいる。〕がこのシステムを採用しており、AD/ADエキスパート、NV350キャラバンなど一部の商用車にも採用されている。また、海外専売車(インフィニティGコンバーチブルなど)の多くにも搭載されている。2014年からアメリカ仕様のアルティマなどにリモコン・エンジン・スタート(Remote Engine Start System)機能が追加された物も登場している。 ドアのリクエストスイッチを押すと車載ユニットとIDコードの交信がされ、開錠時はピッピッ、施錠時はピッと鳴りアンサーバック(ハザードランプの点滅)がなされる〔ただし、2代目モコはアンサーバックのみで電子音は鳴らない。デイズとデイズルークスはリクエストスイッチを押した時のみ電子音が鳴る。〕。 鍵を車内に閉じ込めたまま施錠をしようとすると、「ピピピピピピピピ…」と鳴り、鍵がかからない仕組みになっているが、助手席ドアの車内集中ロックボタンで施錠した後に、そのドアを半ドア状態にすると全てのドアが施錠されてしまい閉じ込み状態になることもあるので注意が必要である。また金属部分(カード型は右下部分)を引っ張り出すと中から普通の鍵(メカニカルキーあるいはエマージェンシーキー)が出てくるため電池切れの際も開錠、施錠が可能である〔ただし、3代目モコ、ルークス、2代目NV100クリッパーリオでは、メカニカルキーで解錠後、20秒以内にエンジンをスタートしない場合にクラクションが作動する(設定によりクラクションを動作させないことも可能)〕。 本体は最大4個(車種によっては3個や5個の場合も)まで増やすことができるが、その都度全てのキーをディーラーにて持参・登録させる必要がある(当然、その都度登録料が発生する)。 登録は基本的に本体とメカニカルキーを同時に行うため、メカニカルキーが車両に付属しているキーナンバーと異なる場合、本体の電池が切れた(あるいは交換した)場合は動作しなくなり、改めて登録し直す必要があるので注意が必要である(ゆえに、中古で本体を入手した場合は本体のみを登録しておけばこの事態は回避できる)。 なお、本体に内蔵されるメカニカルキーはイモビライザーを内蔵している関係上、純正品以外での複製は不可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インテリジェントキーシステム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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