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ウィーン市民 : ミニ英和和英辞書
ウィーン市民[たみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [し]
  1. (n-suf) city 
市民 : [しみん]
 【名詞】 1. citizen 2. townspeople 
: [たみ]
 【名詞】 1. nation 2. people 

ウィーン市民 : ウィキペディア日本語版
ウィーン市民[たみ]

ウィーン市民』(ウィーンしみん、)作品419は、カール・ミヒャエル・ツィーラーが作曲したワルツ。ツィーラーの代表作である。
== 概要 ==

1890年2月12日、落成して8年が経ったウィーン市庁舎において初めての舞踏会が催され、2つの楽団が出演することになった。エドゥアルト・シュトラウス率いるシュトラウス楽団と、カール・ミヒャエル・ツィーラー率いるウィーン第4連隊、いわゆる「ドイチュマイスター」であった。
「ワルツ王」として知られるヨハン・シュトラウス2世とツィーラーはそれぞれこの舞踏会のために新作を用意した。『』というワルツを準備したシュトラウスに対抗し、ツィーラーはこのワルツ『ウィーン市民』を準備した。こうして、ウィーン市に関連する題名を持つ2つのワルツが初演される運びとなったが、ウィーン市民が軍配を挙げたのは『ウィーン市民』のほうであった。ツィーラーのこのワルツは、「ワルツ王」の作品を凌ぐ人気を集めたという。
このような逸話を持つこの『ウィーン市民』はツィーラーの代表作として知られ、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートにもしばしば登場している。また、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団の高名な指揮者であったアルヴィド・ヤンソンスはこのワルツをこよなく愛し、毎年必ずジルベスターコンサートで演奏していたという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィーン市民」の詳細全文を読む




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