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エゴノキ属 : ウィキペディア日本語版
エゴノキ属[えごのきぞく]

エゴノキ属(エゴノキぞく、学名:''Styrax'')はエゴノキ科の一つ。エゴノキ科は、新しいAPG植物分類体系ではカキノキ目からツツジ目に移されている。
== 特徴 ==
落葉または常緑性の低木または高木は単葉で互生し、縁は全縁か鋸歯があり、葉柄の基部に托葉はない。葉、若花序などに星状の鱗片か星状毛があることが多い。花序は総状花序で、今年枝の先端または腋から白色のが下垂する。は鐘形で全縁かまたは5歯の鋸歯になる。花冠は5深裂し、下向きに開き、花冠裂片は瓦重ね状または敷石状になる。雄蕊は10個で、花糸の基部は合着するか離生する。花柱は細く、柱頭は3裂するか頭状になる。胚珠は各室に3-5個ある。果実は卵形または楕円形の核果になり、果皮は乾くと不規則に裂けるか、肉質で裂けない。1-2個の種子をもつ〔『日本の野生植物 木本Ⅱ』pp.167-168〕〔『樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物) 山溪ハンディ図鑑5』p.198〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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