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エナントトキシン
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エナントトキシン
エナントトキシン (Oenanthotoxin) は、エナントサフラン (''Oenanthe crocata'') やその他のセリ属 (''Oenanthe'') 植物から抽出される毒である。中枢神経系の毒で、γ-アミノ酪酸の非競合アンタゴニストとして作用する。古代サルデーニャでは、地元のセリに含まれるこの物質が安楽死に用いられていた。1949年には、クラークらによって結晶化された〔E. G. C. Clarke, D. E. Kidder and W. D. Robertson (1949) ''J. Pharm. Pharmacol.'' 1 377-381.〕。構造的には、シクトキシンやファルカリノールと非常に近い。 ==出典==
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