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エリ・エリ・レマ・サバクタニ : ミニ英和和英辞書 | エリ・エリ・レマ・サバクタニ
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ : ウィキペディア日本語版 | エリ・エリ・レマ・サバクタニ
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』は、青山真治監督による2006年の日本映画。TOKYO FM開局35周年記念作品。第58回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作品。 タイトルの「Eli, Eli, Lema Sabachthani?」とは、ヘブライ語で「神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや」という意味で、イエス・キリストが処刑される際に言った言葉である。森敦の短編集『意味の変容』の一編から着想を得ている。主な撮影は北海道で行われた。挿入曲として、ギャヴィン・ブライアーズ「Jesus' Blood Never Failed Me Yet」とナンシー・シナトラ「The End」が使われている。さらに、筒井康隆が「東京節」を歌っているシーンもある。 == ストーリー == 2015年。映像を通じて感染するレミング病というウィルスによって、世界中で多くの人間が自殺していた。富豪のミヤギ(筒井康隆)は、息子夫婦をレミング病で失い、孫娘のハナ(宮崎あおい)もレミング病に侵されていた。探偵のナツイシ(戸田昌宏)に調査を依頼したところ、ミズイ(浅野忠信)とアスハラ(中原昌也)の奏でる音楽には発病を抑える効果があるのだとわかる。ミヤギとハナとナツイシは、二人が食事に立ち寄っているナビ(岡田茉莉子)のペンションを訪れる。ミヤギは、孫娘のために演奏してほしいと二人に頼むものの、あっさりと断られる。ミズイにはエリコ(エリカ)という恋人がいたのだが、レミング病に感染した彼女が彼の目の前で自殺して以来、ミズイとアスハラは隠棲生活を続けていたのだ。そんな折、レミング病に感染していたアスハラが自殺する。ミズイはハナのために演奏することを承諾する。青空の下、目隠しをされたハナは、草原にそびえる4つの巨大なスピーカーに囲まれ、ミズイの奏でる大音量の音楽を全身で受け止める。その場に昏倒したハナがペンションで目を覚ますと、ミヤギとナツイシは先に帰ったのだとナビに告げられる。ハナは、しばらくはここで生きていこうと決意する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」の詳細全文を読む
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