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エル・サント
エル・サント(西:El Santo、「聖人」の意味、1917年9月23日 - 1984年2月5日)は、メキシコのプロレスラー、俳優。メキシコの国民的英雄である。本名ロドルフォ・グスマン・ウエルタ(Rodolfo Guzmán Huerta)。 白銀のマスクマン(El Enmascarado de Plata)というニックネームでも知られる。 エル・サントはおそらくラテンアメリカで最も著名なルチャドール(プロレスラー)であり、メキシコでは伝説的存在として語り継がれている。彼のプロレス界におけるキャリアは40年近くにもわたり、その存在はルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)の枠を飛び越え、人々のヒーロー・正義のシンボルにまでなった。コミックや映画の主人公でヒーローを演じ、特に後者は彼の人気と神話の形成においてルチャリブレ以上の貢献を果たした。 ==生い立ち== 1917年9月23日、ロドルフォ・グスマン・ウエルタはイダルゴ州トゥランシンゴにおいて、ヘスス・グスマン・カンプサーノとホセフィーナ・ウエルタ・デ・グスマンとの間に七人兄弟の五番目として生まれた。1920年代にメキシコシティのテピート地区に移住した。野球とアメリカンフットボールに親しんだのちルチャリブレに興味を持ち、柔術とグレコローマンレスリングを学んだ。 ルチャドールとしてデビューした日付については、いまだ正確には定まっていない。1934年6月28日アレナ・パラルビージョ・コスメルでの試合(本名使用)がそうだと主張する者もいれば、1935年メキシコシティのデポルティーボ・イスラスにおいてであるとする説もある。ともかく1930年にはすでにレスラーとしての位置を確立しており、ルディ・グスマン、エル・オンブレ・ロホ、エル・エンマスカラード、エル・デモニオ・ネグロ、エル・ムルシエラゴ・セグンドといったリングネームを使用していた。最後のリングネームは当時有名だったレスラー、ムルシエラゴ(「蝙蝠」の意)からの借用であり、ムルシエラゴ本人の異議申し立てにより、メキシコボクシング・ルチャ委員会はグスマンが「ムルシエラゴ」のリングネームを使用することを禁じた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エル・サント」の詳細全文を読む
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