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『オデッセイ・1985・SEX (Odyssey 1985 SEX)』(オデッセイ・ナインティーン・エイティ・ファイブ・セックス)は、日本のミュージシャンである遠藤ミチロウの3枚目のアルバム。ただし、名義は遠藤ミチロウではなくMichiro, Get the Help!となっている。 12インチレコード3連作として、『オデッセイ・1985・SEX』 (K15A-681) が1985年8月21日、『アメユジュトテチテケンジャ』 (K15A-691) が10月21日、『GET THE HELP!』 (K15A-728) が12月5日にそれぞれリリースされている。『GET THE HELP!』には、予約特典として「HELP! (Take2)」が収録されたソノシートが配布された。 また、3作を一枚にまとめたCD版とCT版が12月21日にリリースされた。 == 解説 == 1985年1月にザ・スターリン解散を発表した遠藤は、東芝EMIに移籍しミニ・アルバム『THE END』(1985年)をリリースするものの、その後キングレコードに移籍し、本作を発表した。 本作は特定のジャンルに分類できない新たなスタイルとして遠藤が提唱したグロテスク・ニュー・ポップ (G.N.P.) という概念に沿って制作されている。そのスタイルとは、ファンク、プログレッシブ・ロック、レゲエ、タンゴ、ロック、打ち込みなど多岐に渡るサウンドとなっており、ザ・スターリン時代とは一線を画すものとなっている。 リリースも45回転4曲入りの12インチレコードの3連作という特殊な形態で、名義もMichiro, Get the Help!となっており、ソロでもバンドでもないとしている。また、2作目の『アメユジュトテチテケンジャ』とは、宮沢賢治の詩「永訣の朝」から引用している。 参加ミュージシャンもザ・スターリンから小野昌之、ルースターズの下山淳、高橋ゲタ夫、今井智、元四人囃子の岡井大二などそれまでの活動外のミュージシャンも参加している。 ヴィジュアル面では、沢田研二の衣装を手掛けていた早川タケジによるものとなっており、鶏をあしらった冠などそれまでの遠藤のイメージを覆す独創的なスタイルとなっている。 遠藤はこれまでに『ベトナム伝説』(1984年)、『THE END』をソロ作品としてリリースしているが、『ベトナム伝説』はほぼカバー作品がメインであったこと、『THE END』はミニ・アルバムであったことから、本作が初のフル・オリジナルアルバムと呼べる作品となっているが、名義が遠藤ミチロウとなっておらず、当初は12インチの3連作であったことから、次作『破産』(1986年)が初の遠藤ミチロウとしてのフル・オリジナルアルバムと称していたことがある〔アルバム『破産』(2008年版)ライナーノーツより〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オデッセイ・1985・SEX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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