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オノゴロ島、又はオノコロ島とは、日本神話や記紀に登場する島。特にイザナギノミコト・イザナミノミコトによる国生み神話で知られ、神々がつくり出した最初の島となっている〔大辞林 第三版(おのごろじま) 2013年6月23日閲覧〕。『古事記』では淤能碁呂島(おのごろじま)、『日本書紀』では磤馭慮島(おのころじま、初字は「石殷」で一字)と表記する。 オノゴロ島は、自凝島とも表記され、「自(おの)ずから凝り固まってできた島」の意味である〔。 == 歴史 == === 国生み神話 === ''神話内容のうち、オノゴロ島が登場する箇所を記述'' イザナギノミコト(男神)とイザナミノミコト(女神)が、国生みの際に、「天の浮き橋(あまのうきはし:天と地を結ぶ宙へ浮く橋。神はこの橋を渡って地へ降りるとされる〔大辞林 第三版(天の浮き橋) 2013年6月23日閲覧〕。)」に立ち、天の沼矛(ぬぼこ)をまだ何も出来ていない海原に下ろし、「こをろこをろ」とかき回し矛を持ち上げると、滴り落ちた潮が積もり重なって島となった〔世界大百科事典 第2版(おのごろじま) 2013年6月23日閲覧〕。これがオノゴロ島である〔。 オノゴロ島に降りた2神は「天の御柱(みはしら)」と「八尋殿(やひろどの:広大な殿舎)」を見立て、〔大辞林 第三版(八尋殿) 2013年6月23日閲覧〕イザナギノミコトは左回りにイザナミノミコトは右回りに天の御柱を巡り、出会った所で相手の魅力を褒めあい、この島で成婚する〔大森亮尚「知ってるようで知らない 日本人の謎20」2012年 PHP研究所〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オノゴロ島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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