翻訳と辞書
Words near each other
・ オブジェクト
・ オブジェクト (プログラミング)
・ オブジェクトオリエンテッド
・ オブジェクトコード
・ オブジェクトデータベース
・ オブジェクトデータベース管理システム
・ オブジェクトファイル
・ オブジェクトプログラム
・ オブジェクトモデリング
・ オブジェクトモデリング技法
オブジェクトモデル化技法
・ オブジェクトリテラル
・ オブジェクトリレーショナルデータベース
・ オブジェクトリレーショナルマッピング
・ オブジェクト制約言語
・ オブジェクト問い合わせ言語
・ オブジェクト型
・ オブジェクト定義言語
・ オブジェクト指向
・ オブジェクト指向ソフトウェア工学


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オブジェクトモデル化技法 : ミニ英和和英辞書
オブジェクトモデル化技法[おぶじぇくともでるかぎほう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
 (suf) action of making something
: [わざ]
 【名詞】 1. art 2. technique 
技法 : [ぎほう]
 【名詞】 1. technique 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

オブジェクトモデル化技法 : ウィキペディア日本語版
オブジェクトモデル化技法[おぶじぇくともでるかぎほう]
オブジェクトモデル化技法 (オブジェクトモデルかぎほう、OMT; ) は、オブジェクト指向ソフトウェア開発方法論であり、1990年頃にジェームズ・ランボー、マイケル・ブラハ、ウィリアム・プレメラニ、フレデリック・エディ、ウィリアム・ローレンセンなどの人々によって開発された。
ジェームズ・ランボーたちは著書『オブジェクト指向方法論OMT モデル化と設計』 (原著は1990年刊、日本語訳は1992年刊) で OMT を説明している。
現在では OMT は、
* モデル図の記法は、Booch法オブジェクト指向ソフトウェア工学 (OOSE) を含む他の多くのオブジェクト指向開発方法論とともに、Object Management Group (OMG) のもとでUML (Unified Modeling Language; 統一モデリング言語) に統合され、
* 開発手法は、OMTとOOSEとともに、ジェームズ・ランボーが在籍する Rational Software のもとで Unified Process (UP) に統合された。
UMLの策定と Unified Process の開発においては、Rational Software に在籍していたジェームズ・ランボーグラディ・ブーチイヴァー・ヤコブソン (この3人はスリーアミーゴスと呼ばれる) などの人々が、大きな役割を果たした。
Rational Software は、Unified Process (UP) をもとにしてラショナル統一プロセス (RUP; Rational Unified Process) を開発した。
Unified Process とラショナル統一プロセスでは、モデル図の記法 (モデリング言語) として UML を採用している。
== 開発方法 ==

=== 分析 ===


OMT (オブジェクトモデル化技法) においては分析過程に大きな労力を投入する。
# 問題の最初の記述を書き下ろす、あるいは入手する (問題記述) 。
# オブジェクトモデルの構築。
#
* データ辞書とオブジェクトモデル図を作成する。
# 動的モデルを作る。
#
* 事象トレース図と状態図 (状態遷移図) を作成する。
# 機能モデルを作る。
#
* データフロー図を作成し、制約を文書化する。
# 3つのモデルを検証し、プロセスを繰り返し、モデルを改良する。〔J.ランボーほか (1992) pp.286-287〕
オブジェクトモデル図では、システムの静的な構造を記述する (システム内のオブジェクト、オブジェクト間の関係、オブジェクトの各クラスの属性や操作) 〔J.ランボーほか (1992) p.25〕。
状態図には、デヴィッド・ハレルの状態遷移図を採用しており、システムの動的な側面を記述する (あるクラスのとりうる複数の状態、状態遷移、状態遷移の契機となる事象) 。
データフロー図には、伝統的なデータフロー図を採用しており、システムの各機能を記述する (入力値からどのようにして計算の出力値が導出されるか)〔J.ランボーほか (1992) p.137〕 。
データフロー図には、データの流れ (データフロー) やデータを扱うプロセスなどを記述する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オブジェクトモデル化技法」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.