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オリンピック・スタジアム(Olympic Stadium) は、主に近代オリンピックの開催時につかわれた、または開催を目指して作られた競技場。現在も使用されている所もある。 フランス語でスタッド・オリンピック、ドイツ語でオリンピア・シュタディオン、イタリア語ではスタディオ・オリンピコ、スペイン語でエスタディオ・オリンピコと呼ぶ。 == 概要 == 聖火台が置かれ、開会式・閉会式のほか、陸上競技やサッカーの決勝戦などにも用いられる場合がある。IOCの基準では、開閉会式や陸上競技などを行う会場(メインスタジアム)は、夏季五輪で「6万席」が最低基準になっているという〔オリンピック・パラリンピック招致特別委員会速記録第3号 - 東京都〕〔再設計 厳しい制約 - 日本経済新聞、2015年7月18日 朝刊3面〕〔「新国立建設せず」も検討 自民、既存施設活用を提言 - 東京、2015年8月7日 朝刊〕〔文科相「8万人規模」継承 - 東京、2015年8月8日 朝刊2面〕〔遠藤氏「陸上競技は新国立で」 - 産経、2015年8月19日〕。 開閉式屋根を断念した例では、1976年・モントリオール大会のモントリオール・オリンピック・スタジアムや、2008年・北京大会の北京国家体育場(コスト削減や安全面への配慮で中止)などがある〔新国立競技場の迷走はチャンスだ!「聖地」に相応しい設備と思想を。(Number Web) - goo ニュース 2015年5月24日〕。 総工費は、1996年・アトランタが約300億円〔新国立競技場改築費 2520億円で決定 NHKニュース 2015年7月7日〕、2000年・シドニーが約510億円〔NEWSポストセブン 週刊ポスト 2015年7月10日号〕、2008年・北京が約540億円〔、2012年・ロンドンが約610億円〔〔「産経新聞 2015年7月8日 朝刊26面」によるとアトランタ約220億円、シドニー約550億円、アテネ約210億円、北京約510億円、ロンドン約930億円、となっている。〕、2016年・リオが約550億円〔W杯まであと1年も…間に合う!?スタジアム建設に遅れ スポーツニッポン 2013年6月12日〕で、2020年・東京は1490億円を予定。 2016年・リオのエスタジオ・ド・マラカナンは、サッカー専用競技場がメインスタジアムに使われる例では五輪初とされる。 既存施設を五輪用に改修したり〔新国立競技場問題シンポで世界のスタジアム改修事例を紹介 - ログミー〕、一部の観客席を仮設としておき、五輪終了後に規模を縮小するパターン(近年では1996年・アトランタ、2000年・シドニー、2012年・ロンドン〔新国立「新計画への提言」 仮設席撤去後の縮小を - スポーツ報知、2015年7月20日〕)もある。 近年の大会のメインスタジアムは屋根付きが増えているが、2012年・ロンドン大会のロンドン・オリンピック・スタジアムは、座席全体のうち前方の約40%が屋根に覆われていない構造だったともいわれる〔五輪の敵は「100年に1度」の大雨 レインコート25万着を用意 - ロンドン五輪2012特集 - MSN産経ニュース〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オリンピック・スタジアム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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