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オルソクレゾール : ミニ英和和英辞書
オルソクレゾール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オルソクレゾール ( リダイレクト:クレゾール ) : ウィキペディア日本語版
クレゾール[ちょうおん]

クレゾール (cresol) とは、フェノール類に分類される有機化合物で、トルエンの環上の水素のいずれかがヒドロキシ基に置換されたものを指す。メチルフェノールのこと。分子式 C7H8O、示性式 C6H4(OH)CH3、分子量 108.14、総称としてのクレゾールのCAS登録番号。特徴的な薬品臭を持つ。
メチル基とヒドロキシ基との位置関係の違いにより、以下の 3種類の構造異性体が存在する。
;''o''-クレゾール(オルトクレゾール、2-メチルフェノール)
:融点 30 ℃、沸点 191–192 ℃、CAS登録番号
;''m''-クレゾール(メタクレゾール、3-メチルフェノール)
:融点 11–12 ℃、沸点 202 ℃、CAS登録番号
;''p''-クレゾール(パラクレゾール、4-メチルフェノール)
:融点 35.5 ℃、沸点 201.8 ℃、CAS登録番号

いずれも腐食性があり、皮膚に触れた場合は、ただちに水で洗い流さなければならない。また、いずれも純粋なものは無色だが、空気中に放置すると酸化を受け、淡黄色やピンク色を帯びる。
== 生産 ==
コールタール蒸留精製することで得られる。化学合成で生産する場合はベンゼンからフェノールを合成する方法であるクメン法と類似した経路をとる。トルエンプロピレンを原料として、触媒存在下フリーデル・クラフツアルキル化によってイソプロピルトルエンとし、これを酸化することでクレゾールとアセトンを得る。
生成物はオルト・メタ・パラの3種の異性体の混合物であるため、必要に応じて分留などによってさらに分離精製する。消毒用など、純度がそれほど問われない場合は混合物のまま使用される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クレゾール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cresol 」があります。




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