|
オルバス(Aulbath、欧米ではRikuo)は、カプコンの2D対戦型格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズに登場する架空のキャラクター。 == キャラクター設定 == アマゾン奥地のとある地底湖に築かれた水中帝国に君臨していたマーマンたちの王。ある日、パイロン襲来の影響により湖底の火山が噴火し、彼の王国は瞬く間に水に飲まれ、一瞬にして滅んでしまった。ただ一人生き残ったオルバスは邪悪な思念を感じ取り、怒りに震えながら国の崩壊をもたらした姿なき敵を倒すべく、未知なる地上へと足を踏み出す。『ハンター』までのエンディングでは、生き残っていた同族の女性アクエリアと再会して結ばれ、その1年後に一人息子のアルバを授かる。『セイヴァー』は、王国復興のための新境地を求めて、妻子を連れながら海へと乗り出す。しかし、アルバが突然姿を消し、彼を探すため魔次元へ飛び込む。そのエンディングでは、魔力に閉ざされた空間サルガッソーで自分たちとよく似た種族と邂逅し、彼らと共存していく道を歩む。 半魚人だけあって背中や頭部や腕に大きな鰭(はた)を持ち、長い爪の生えた指の間には水かきがあり、緑の肌をしている。また、胸部には水中生活をするための8つの鰓(あぎと)もある。しかし、その顔は魚の物とは異なり、人間らしい端正な顔立ちをしており、映画などで描かれる「半魚人」という怪物とは若干異なっている。 半魚人を統べる王だけあって気品に溢れ、矜持の高い性格であり、勝利メッセージなどからも絶対的な自信や尊大さが窺えるが、横暴ではなく、民や家族を思う優しく誠実な面も見せる。 オルバスの一族の生活場所は水中であるため、地上にいる生物との情報伝達はできない。オルバスたちは特殊な音波で交信を行っており、それを空気中では攻撃の一手段(彼の技の1つであるソニックウェーブ)として使う。ゆえに彼の勝利メッセージは、相手には理解されていない〔『セイヴァー』でサスカッチの乱入キャラクターとして登場した際にアルバの行方を尋ねているが、言葉が理解されないので反応してもらえず、無視されたと思って逆切れするというやりとりがある。〕。 ホームステージは、『ハンター』まではブラジルのジャングル。『セイヴァー』以降は固定のステージは無いが、「GREEN SCREAM(緑の叫び)」という名前のステージで戦うことが多い。 オルバスは初代『ヴァンパイア』のキャラクターの中では最後に考案された〔『ヴァンパイア グラフィックファイル』80項〕。初期デザインでは決定案よりもグロテスクな容貌をしていた。 カプコンの有料携帯サイト「ケータイカプコン」では、オルバスを主役にしたアクションレースゲーム『オルバス ワイルドリバー』が配信されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オルバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|