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カスタード・プディング : ミニ英和和英辞書
カスタード・プディング[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

カスタード・プディング ( リダイレクト:カスタードプディング ) : ウィキペディア日本語版
カスタードプディング[ちょうおん]

カスタードプディング(、、、)、カスタードプリンまたは単にプリンは、洋菓子の1つ。
プリン型に牛乳砂糖を混ぜた液を流し込み、加熱してカスタードを凝固させたものである。なお、原義のプディングはイギリスでの多様な蒸し料理の総称である。
== 概要 ==
由来〔猫井登『お菓子の由来物語』幻冬舎ルネッサンス〕には、イギリス航海者(16世紀)の考案説と腸詰の派生説がある。イベリア半島ラテンアメリカではスペイン語およびポルトガル語フラン (flan 、< 古仏: flaon < < 古高独: flado 「扁平なケーキ類」に由来) と呼ばれる。アメリカ合衆国では英語の名称よりもスペイン語のフランやフランス語のクレーム・カラメル (クレーム・ランヴェルセ・オ・カラメル(ひっくり返しクリーム菓子カラメルがけ)の省略形) で知られていることが多い。ベトナムにはフランス統治時代に伝来し、バイン・フラン またはカザメン( 、バインはヴェトナム語で丸ケーキのこと)と呼ばれている。スペインのフランが伝来したフィリピンではレチェ・フラン( 、「のケーキ」)と呼ばれる。フランスのフラン・オ・ズーは「卵のフラン」の意。
プリン型に牛乳と砂糖を混ぜた卵液を流し込んで加熱しカスタードを凝固させたものである。溶き卵に水分を加えて加熱して固めるという点で、製法は茶碗蒸しとよく似ている。また、フレンチトーストとも類似点があり、店によってはフレンチトーストをプリンパンと称している場合がある。一方、卵を主原料とせずゼラチンなどのゲル化剤を用いてゼリー状に固めるプリン(ケミカルプリン、後述)もある。
一般的には甘味としてカラメルソースを用いることが多く、柔らかな舌触りとカラメルのほろ苦さの混ざった甘さが特徴。予めプリン型の底にカラメルソースを入れておき型を伏せた状態で皿へと移し食卓に供するのであるが、カラメルを別添としたものもあり、容器に入れたまま食べることを前提としたものもある。ブランド牛乳を用いたり、牛乳瓶に似た形の容器を使って加熱し、瓶のままスプーンで食べるものもある。
洋菓子屋やコンビニエンスストアでも人気が高い商品で、贈答品まで幅広く商品バリエーションがある。台湾では、市販のケミカルプリンに1000ccという巨大なサイズのものがある。日本でもバケツプリンと呼ばれる特大サイズのプリンが販売されている(「バケツプリン」は株式会社さんま亭の登録商標となっている)。プリンの硬さと弾力の嗜好には時代により変化がある〔おいしさ科学館コラム > Vol.8 プリンのかたさと流行について 太陽化学 2013年12月24日閲覧〕。
なお、柔らかく調整し飲料として商品化したものも発売されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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