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カツトクシンは日本の競走馬。おもな勝ち鞍は愛知杯・金杯(西)。馬名の由来は冠名「カツ」に方位神のひとつ「歳徳神」。 ==戦績== 脚部が弱く、そのためデビューは1988年6月の中京開催までずれ込む。しかし父譲りの逃げ脚を発揮しデビュー戦を飾ると、その後も条件戦を勝ち上がり、秋には菊花賞に出走した。 まだ準オープン馬のため10番人気と低評価であったが、第4コーナーまで先頭をキープし、6着と健闘。続く愛知杯では軽ハンデ53キロと距離短縮を味方に、スタートからゴールまで先頭で逃げ切り、重賞を初制覇した。この時の優勝タイム1分58秒2は、1998年サイレンススズカに破られるまで中京競馬場芝2000mのレコードとして残った。 年明けの金杯(西)では、デビュー以来初めて他馬に先頭を譲り、2番手でレースを進めた。しかし直線入り口で先頭に立って押し切り、重賞2連勝となる。なお、この2日後の1月7日に元号が平成に改元されたため、同馬が昭和最後の重賞勝利馬となっている。 このまま古馬中距離戦線の有力馬に名を連ねるかと思われたが、単勝1.2倍の1番人気に支持された中日新聞杯で6着敗退。競走後に重度の屈腱炎を発症した。1990年に中央競馬の登録を抹消しホッカイドウ競馬へ移籍したが、1991年に帯広競馬場で1戦したのみで、長期療養の甲斐なく現役引退となった。 引退後は父タケシバオーの後継種牡馬として静内大典牧場で繋養されたが産駒から活躍馬は出せず、1998年12月1日付けで用途変更となり、種牡馬からも引退となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カツトクシン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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