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ガモン手榴弾(ガモンてりゅうだん、Gammon bomb)は1943年にイギリスで開発された対物・対戦車用手榴弾である。 ==概要== イギリスで開発された対装甲車用爆薬・手榴弾で、1943年にイギリス人将校のガモン大尉によって考案された物である。制式名称は「No.82手榴弾」でその後、開発者の名前を取り「ガモン」もしくは「ギャモン」と呼ばれるようになった。 点火部分には、それまでイギリス軍で使用されていたNo.69手榴弾と同じ金属製安全キャップと信管が使用され、内部の炸薬にプラスチック爆薬を使用している。発火方式には時限式を採用し、発火後の遅延時間は約7秒後とされる。 ガモン手榴弾はもともと対装甲車用の爆破手榴弾として開発されていたため、通常の手榴弾と比べると非常に威力は高かったとされる。しかし炸薬部分は布で包まれていたため対人に使用した場合の有効範囲は通常の手榴弾のような鉄破片による殺傷が無い為に殺傷半径は狭いとされた。 後にガモン手榴弾は第二次世界大戦を通してイギリス軍の空挺部隊及び特殊部隊用の高性能爆薬として使用され、特にノルマンディー上陸作戦の一作戦である「トンガ作戦」ではパラシュート降下したイギリス軍空挺部隊によって使用され、ドイツ軍陣地に設置されている高射砲の破壊や、ディーヴ川・ディヴェット川に架かる橋梁の破壊作戦などで活躍している。 その後ガモン手榴弾は1943年から1945年まで生産され、大戦中はイギリス軍のほかにアメリカ・カナダ軍でも使用された。総生産数は数千個とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガモン手榴弾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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