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『ガリバーの宇宙旅行』(ガリバーのうちゅうりょこう 英文:''Gullver Space Travel''〔)は、1965年3月20日に東映系で公開された、東映動画製作の劇場用アニメ映画。東映スコープ、カラー。80分。 キャッチコピーは「月がにっこり星がきらきら 宇宙へ一とび テッド少年の大冒険!」。 ==概要== 東映動画の劇場用アニメ映画第8作にして、初の宇宙SF作品。孤児テッドがふとした事からガリバー博士と知り合い、仲間達と共に「希望の星」目指して宇宙旅行に出発する物語。内容はジョナサン・スウィフトの名作で、本作冒頭でも映される『ガリバー旅行記』から取っているが、目的地が「青い星」となっている事、そしてラストのどんでん返しは、モーリス・メーテルリンクの『青い鳥』を思わせる。 前作『わんわん忠臣蔵』のLD(絶版)に収録された「東映動画スタジオニュース」では、『わんわん忠臣蔵』と共に本作の製作が映し出されている事から、少なくとも1963年には製作されていたが、テレビアニメなどの影響で公開はかなり遅れ、1965年公開となった。そのため1964年は一本も新作アニメが公開されず、過去のアニメ映画のリバイバルや、テレビアニメのブローアップ版を上映して間に合わせた。 宇宙人の形はチェスの駒をヒントとし、動きは『ひょっこりひょうたん島』のひとみ座にモデル人形を作成させ、フィルム撮影したものを参考とした(ライブ・アクションの変型)。 製作スタッフの中には、若き日の宮崎駿や大塚康生も存在しており、一介のアニメーターにすぎなかった宮﨑駿は、人間味を感じられないロボットのまま迎えるエンディングに納得がいかず、「ロボットは実は人間だった」という演出を提案し、採用されている。少女が眠りから目覚めるシーンも宮崎が手がけている〔日本テレビ『スタジオジブリ物語』2011年3月21日〕。宮崎にかぎらず、当時の制作スタッフが不満を漏らしており、後に月岡貞夫も「ガリバーがつまらなすぎて、狼少年ケンの制作に移動した」と語っている。 声優には、主人公テッド役に人気歌手・坂本九を起用、他には俳優・小沢昭一や宮口精二などを起用した。 なお次作『サイボーグ009』公開までは、再びテレビアニメのブローアップ版やリバイバル作品で間に合わせた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガリバーの宇宙旅行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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