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ガンダム6号機 : ミニ英和和英辞書
ガンダム6号機[き, はた]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 
: [き, はた]
 (n) loom

ガンダム6号機 ( リダイレクト:ガンダム (架空の兵器)#ガンダム6号機(マドロック) ) : ウィキペディア日本語版
ガンダム (架空の兵器)[き, はた]

ガンダム (''GUNDAM'') は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ」 (MS)の一つ。初出は、1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。
作中の軍事勢力の一つ「地球連邦軍」が開発した試作機の1機で、主人公「アムロ・レイ」の搭乗機。額のV字型ブレードアンテナと、人間の目を模した複眼式のセンサーカメラが特徴で、ほかのMSに比べ人間に近い形状を持つ。これらの特徴は、以降のシリーズ作品に登場する「ガンダムタイプ」の基本となった。敵対勢力である「ジオン公国軍」のMSの多くを凌駕する性能を持ち、パイロットのアムロの成長と相まって「一年戦争」で伝説的な戦果を上げる。
通常、単に「ガンダム」と呼ばれる機体は、アムロの乗る白・赤・青のトリコロールの機体(型式番号:RX-78-2)を指すが、『ガンダム』本放送終了後に展開された企画や外伝作品などで、配色や一部仕様が異なる同型機が複数開発されたと設定された(後述)。
メカニックデザインは大河原邦男
== 機体解説 ==

ジオン公国軍の主力MS「ザクII」の威力を目の当たりにした地球連邦軍が、これに対抗すべく発動した新兵器開発計画「V作戦」に基づき試作した白兵戦用MS。設計・開発はテム・レイ技術大尉主導の下、タキム社、サムソニシム社、スーズ社、他数社の企業チームによって行われた。『劇場版ガンダム』第一作のパンフレットにおいて、関節部にはサムソニ・シム社の電動モーター(脚部駆動にはタキム式NC-3M)、メインエンジンにはタキムNC-7強化核融合炉、ビーム・サーベルにはビーム発生用にタキムNC-5エンジン、コアファイターには航空機タイプ核融合エンジンタキム式NC-3、そしてアンテナはスーズ式79タイプという記述があり、それがうかがえる。また、パイロットの帰還率の向上と貴重な実戦データの回収のため、腹部に脱出用小型戦闘機コア・ファイターを内蔵するコア・ブロック・システムを採用している。また、(テレビアニメ版においては)後に開発されたGパーツとの換装により多彩な形での運用も可能である。
ガンダムには当時の最新技術が惜しみなく投入されている。特にMS用の小型ビーム兵器はガンダムにおいて初めて実用化された兵器であり、それまでは戦艦クラスのメガ粒子砲などに限られていた、ザクなどのMSを一撃で撃破しうる能力を本機に与えることとなった。また、あらゆる局面で実戦に耐え得る完成度を実現するために、製造コストは度外視されており、生産過程で異様に高い水準でパーツの選別を行っている(基準に満たないものを流用して陸戦型ガンダムなどの機体が少数量産された)。コア・ブロック・システムによる複雑な機体構造やその高機動・高出力・重装甲はとても量産可能な代物ではなかったが、それゆえに総合性能は7年後のグリプス戦役時のMSにも比肩すると言われる〔ゲルググやジム・コマンドなど、カタログスペック上でガンダムを上回るMSは一年戦争中にも多数存在する。〕。その後、ガンダムから収集した実戦データを元にして、機体構造を簡略化した廉価版MSジムの量産が行なわれた。
RX-78機体群は、参考となるザクIIのデータ入手から最初の実機RX-78-1試作初号機の完成までにわずか半年しかかかっていない。これは、人間の不眠不休の労働ではなく、全自動のCAD=CAMシステムが設計製造をおこなったからである。ジオン軍は設計補助にしかコンピュータを使わず、可変生産システム「FMS」でMSの開発製造をしていた。これは、ただでさえ連邦に対して国力に劣るジオンが、兵器の生産速度でさらに後れを取る原因となった〔講談社ポケット百科シリーズ『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション (3) 連邦軍編』(1984年)170頁。〕〔現実のエンジニアリングにおいては、CAD/CAMは「全自動でなにかを設計製造してくれるもの」ではないし、FMS (:en:Flexible manufacturing system) は多品種少量生産に適した生産のシステムで、CAD/CAMと対照されるものではない。〕。
一年戦争において圧倒的な戦果を挙げたRX-78-2 ガンダムは、後のMS開発にも多大な影響を与えた。戦局すら左右したその活躍は連邦軍内部に「ガンダム神話」を生み出すこととなり〔これは続編制作後の後付け設定である。劇中ウッディ大尉は「ガンダム1機の働きでマチルダが助けられたり、戦争に勝てるなどというほど甘いものではないのだぞ」と語り、数多くある戦術兵器の1つという域を出ないものと認識している。〕、この機体以後も「ガンダム」という名前を冠した、その時々の最先端技術を結集して建造されたシンボル的機体、いわゆるガンダムタイプMSが多数登場することとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガンダム (架空の兵器)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gundam (mobile suit) 」があります。




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