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キマダラジャノメ
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キマダラジャノメ
キマダラジャノメ (黄斑蛇目、Pararge aegeria)は、チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属する蝶の一種。ヨーロッパの大部分の森林や森林との境界地帯で見られるチョウである。
== 亜種 == 北及び東ヨーロッパでは、茶色の体色に薄黄色の斑点と前翅に黒い目玉模様を持つ亜種''P. a. tircis''が生息する。南西ヨーロッパでは、より橙色の体色に、後翅に赤茶色の目玉模様を持つ亜種''P. a. aegeria''が生息する。この2亜種は徐々に混じり合っている。キマダラジャノメは北アフリカやマデイラ諸島でも見られる。分子進化学的な研究により〔Weingarter, Wahlberg & Nylin (2006):Speciation in ''Pararge'' (Satyrinae: Nymphalidae) butterflies - North Africa is the source of ancestral populations of all ''Pararge'' species. ''Systematic Entomology'' 31: 621-632.〕、アフリカとマデイラ諸島の個体は非常に近縁であるが、ヨーロッパのどちらの亜種とも異なっていることが分かり、アフリカのものはヨーロッパから離れてかなり長い時間が経過し、マデイラ諸島のものはアフリカから渡ってきたことが示唆されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キマダラジャノメ」の詳細全文を読む
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