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キモロス島[きもろすとう]
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・ 島 : [しま] 【名詞】 1. island
キモロス島[きもろすとう]
キモロス島(、)は、エーゲ海のキクラデス諸島南西端にあるギリシャ領の島。ミロス島のすぐ近くに位置する。大きさとしては中くらいで、観光スポットを除けばのどかな島であるため、フェリーのアクセスが悪いこともしばしばである。ポリャイゴス島、アイオス・エフスタティオス島、アイオス・ゲオルギオス島の無人島群とともに、キモロス市を構成する。面積53.251平方キロ、人口910人(2011年国勢調査)。中心となる町はホリオ・キモル (Chorio Kimolou) 、港町はプサティ (Psathi) 、最高地点はパレオカストロ山の364メートルである。 == 歴史 == キモロス島にまつわる史料は多い。言い伝えによると、島の名前は最初の島民からとられた。古代の文献にはエキドナ島とも記されているが、これは今日もなお島で日常的に見かける毒蛇に由来すると思われる。古代はアテナイに支配されたため、ミロス島を治めていたスパルタとのあいだで争いが絶えなかった。中世には、南海岸の銀色をした岩場からアルエンティエラ (Argentiera) として知られた。岩場は取引場として利用され、島は交易の中心地となった。ギリシャのほかの地方と同じく、オスマン帝国の支配を受けたが、1829年にキクラデス諸島の一部としてギリシャに編入された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キモロス島」の詳細全文を読む
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