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『キューポラのある街』(キューポラのあるまち)は、早船ちよの小説で、1962年(昭和37年)4月8日に公開された浦山桐郎監督の日本映画である。上映時間は99分。 == 概要 == 昭和34年(1959年)から1年間、雑誌『母と子』に連載され、昭和36年(1961年)に弥生書房で単行本化され、昭和37年(1962年)に日本児童文学者協会賞を受賞〔財団法人大阪国際児童文学館の「日本の子どもの本100選」 〕した。財団法人大阪国際児童文学館(現・大阪府立中央図書館国際児童文学館)の「日本の子どもの本100選」に一つとなった〔財団法人大阪国際児童文学館の「日本の子どもの本100選」 〕。 鋳物の街でキューポラ(鉄の溶解炉)が多く見られた埼玉県川口市を舞台とした青春ドラマ。主人公ジュン(吉永小百合)の周りで起こる貧困や親子問題、民族、友情、性など多くのエピソードを描いている。 脚本は浦山の師である今村昌平との共同執筆であり、日活の助監督だった浦山の監督昇格デビュー作である。ブルーリボン賞作品賞受賞作品。主演の吉永も今作でブルーリボン賞主演女優賞〔17歳での主演女優賞受賞は史上最年少であり、2012年現在までこの記録は破られていない〕 などを受賞し、大きく飛躍するきっかけになった作品である。監督の浦山も、この作品で第3回日本映画監督協会新人賞を受賞した。 撮影は前年の1961年(昭和36年)12月24日より開始された〔「日めくりタイムトラベル昭和37年」2010年9月25日放送より〕。 本映画は、在日朝鮮人の北朝鮮帰国運動を肯定的に描いている、として批判されることがあるが、朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞などが率先して、帰還事業を歓迎した製作当時の社会情勢を考慮すると、やむを得ないとして弁護する意見もある〔共同脚本の今村は、生前「『北朝鮮は天国のような大変良いところだ』とデタラメを書いてた」と反省していた。2003/8/6 元松竹社長・奥山との対談 〕。 1965年、続編となる『未成年 続・キューポラのある街』(監督:野村孝)も公開されている。続編も日本に残った日本人妻を、主人公ジュン(吉永小百合)が説得して朝鮮民主主義人民共和国に渡らせるなど、北朝鮮帰還運動を肯定的に描いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キューポラのある街」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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