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ギ酸アンモニウム : ミニ英和和英辞書
ギ酸アンモニウム[ぎさんあんもにうむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さん]
 【名詞】 1. acid 

ギ酸アンモニウム : ウィキペディア日本語版
ギ酸アンモニウム[ぎさんあんもにうむ]

ギ酸アンモニウム(Ammonium formate)は、NH4HCO2という化学式を持つギ酸アンモニウム塩である。無色吸湿性の結晶固体である。
==利用==
純粋なギ酸アンモニウムは、加熱するとホルムアミドに分解され、これが工業的な主な利用となる。また、ギ酸アンモニウムと希酸を反応させるとギ酸が得られ、ギ酸アンモニウムはギ酸からも作られるため、ギ酸の貯蔵形態としても使われる。
ギ酸アンモニウムは、官能基パラジウム炭素還元にも用いることができる。パラジウム炭素の存在下で、ギ酸アンモニウムは水素一酸化炭素アンモニアに分解される。生成した水素ガスはパラジウムの表面に吸収され、そこで様々な官能基と反応する。例えば、アルケンアルカンに還元され、ホルムアルデヒドメタノールに還元される。励起した異原子への単結合は、水素で置き換わることもできる(水素化分解)。
ギ酸アンモニウムは、アルデヒドケトン還元的アミノ化にも用いることができる(ロイカート反応)。
ギ酸アンモニウムは、高速液体クロマトグラフィーのバッファとして用いることもでき、LC/MSを行うのに適している。ギ酸アンモニウムとアンモニウムイオン酸解離定数は、それぞれ3.8と9.2である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギ酸アンモニウム」の詳細全文を読む




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