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『クオーレ』()は、イタリア王国のエドモンド・デ・アミーチスによって1886年に書かれた小説。『クオレ』とも。 == 概要 == アミーチスの代表作で、「クオーレ」とはイタリア語で心(心臓の意味もある)を指す言葉である。日本では『世界名作劇場』シリーズのアニメ『母をたずねて三千里』の原作として知られるようになった。またそれ以外に『愛の学校クオレ物語』としてもアニメ化されたことがある。 1861年に成立した統一イタリア(イタリア王国)で書かれた本で、子供向けに愛国心を説くための〔「クオレ」にみる愛国心の教育論的考察 〕本として広く読まれた。小学3年10歳のエンリーコ(エンリコーとも)少年が新学期の10月から翌年7月までの学校での1学年(10か月)を過ごした日記が書かれている。舞台となるこの小学校はトリノにある。「先生のお話」として、各月にパドヴァ、フィレンツェ、ジェノヴァなどの少年の物語が挿入されている(これらは統一前の各国を代表している)。 その中の一つ、5月の(アペニン山脈からアンデス山脈まで)は日本語で「母を尋ねて三千里」〔「母を尋ねて三千里」 (青空文庫)〕などの題名で独立した物語としても愛読される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クオーレ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Heart (novel) 」があります。 スポンサード リンク
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