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クサソテツ : ウィキペディア日本語版
クサソテツ

クサソテツ(草蘇鉄、英:Ostrich fern、学名:''Matteuccia struthiopteris'')とは、イワデンダ科(分類によってはメシダ科Woodsiaceaeに分類される)の多年生シダの一種。別名コゴメカンソウガンソウ。若芽はコゴミ(屈)といい山菜のひとつである。日本各地、北米大陸の北東部に自生する。また観葉植物として庭に植えられることも多い。
== 特徴 ==
落葉性の多年生草本。根茎は太く直立し、周囲に古い葉柄の基部が集まる。また地下に匍匐茎を出し、その先に新しい株を作る。葉には栄養葉と胞子葉の区別がある。栄養葉は春に出て鮮緑色で美しく、草質で柔らかい。長さは1mに達し、単羽状複葉。側羽片は30-40対に達し、中程より先端よりのものが一番長く、それより先では急に短くなる。根元に向けては次第に短くなり、葉柄は短い。胞子葉は栄養葉の束の内側に出て、栄養葉より短くて60cmほど。単羽状だが羽片はごく幅狭く、裏面の胞子嚢群を包むように巻き込む〔牧野(1961),p.23〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クサソテツ」の詳細全文を読む




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