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『グラゼニ』は、原作:森高夕次、漫画:アダチケイジによる日本の野球漫画作品。『週刊モーニング』(講談社)にて連載中。2011年第2・3合併号から連載開始、当初は不定期連載だったが好評を受け、26号から週刊連載化し、2014年第39号での一旦終了を経て、同年第43号より続編となる『東京ドーム編』を開始した〔「グラゼニ」最終回&9月から東京ドーム編 - コミックナタリー〕。「このマンガがすごい! 2012」オトコ編第2位。「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」、8位。2013年、講談社漫画賞一般部門受賞。 == 概要 == 成果主義であるプロ野球においての「カネ」をテーマとした作品で試合描写よりも金勘定の話がメインとなる。プロ野球を題材とした漫画としては珍しく主人公が左の中継ぎ投手という比較的地味なポジションであり、その視点から描くことで超格差社会であるプロ野球のシビアな世界がより強調されている。またファン感謝デーや契約更改、12球団合同トライアウト等試合以外の話や引退後のセカンドキャリアについても細かく取り上げられているのも特徴。 原作者の森高いわく、本来この作品は別の雑誌で連載するはずであったが休刊してしまい一旦はお蔵入りとなってしまった。しかし、その後この構想を気に入ったモーニング担当が半ば強引に持ち帰り、連載が実現した。 作中に登場するプロ野球チーム(セ・リーグ、パ・リーグ)の球団名はグループ・サウンズのバンド名からとられているが〔『週刊ベースボール』2013年2月4日号「『グラゼニ』スペシャル出張版」より。〕、独立リーグの球団名は全て実名になっている。球場名は、実名を使っている。また、上原や由伸の様に、実際の選手をモデルにした登場人物も何人か登場している。 業界関係者の評判も良く、愛読者である東京ヤクルトスワローズの中継ぎ投手、押本健彦は「漫画によくある夢物語ではなく、現実に近いので僕らも(作品に)入りやすい」〔http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110918/oth11091810540001-n1.htm〕とコメントしている。 2012年版『このマンガがすごい!』オトコ編第2位を獲得。第37回講談社漫画賞受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グラゼニ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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