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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ケープ (cape) は、肩や背を覆う、袖のない外衣。マントの短いものといえる。下半身まで届くものはケープではなくクロークという。前が閉じていないものは肩掛けにも分類できる。 フランス語ではカプ (cape)。またカペー家の由来ともなっている。ユーグ・カペーは合羽のユーグとして知られるが、現代、ケープのユーグとしたほうが適切である。 ポルトガル語のカパ (capa) も語源は同じだが、こちらは外套を意味する。カパは日本語に入り合羽(かっぱ)となった。 現在は主に婦人用だが、中世・近世にはむしろ男性用が主だった。 基本的なケープとして、円形の布の中央をくりぬいた「サーキュラー・ケープ」が挙げられるが、他にもさまざまなものがある。 ==ケープの例== ;イブニング・ケープ :婦人の正装の上に羽織るケープ。イブニング・パーティに着たことから。 ;インバネス・ケープ :スコットランドのケープで、インバネス・コートと組み合わせて着る。コートとケープを合わせて二重回しともいう。 ;オペラ・ケープ :婦人の正装の上に羽織るケープ。オペラの観劇に着たことから。 ;サーキュラー・ケープ :円の布の中央をくりぬいたケープ。 ;タルマ :19世紀に男女ともに使われた肩掛け。フランスの俳優フランソワ・ジョゼフ・タルマから。 ;トライアングル・ケープ :三角形または正方形の布の角を背中に垂らしたケープ。 ;パラティン :レース(本来は毛皮)でできた、婦人用の小さな肩掛け。17世紀ドイツのバヴィエール侯女パラティンから。 ;ペルリーヌ :婦人用の長い丈の肩掛け。元は巡礼者(ペルリーヌ)が用いた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケープ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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