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ゲイリー・ガイギャックス : ミニ英和和英辞書
ゲイリー・ガイギャックス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ゲイリー・ガイギャックス : ウィキペディア日本語版
ゲイリー・ガイギャックス[ちょうおん]

ゲイリー・ガイギャックス(,,、1938年7月27日 - 2008年3月4日)は、アメリカ合衆国作家ゲームデザイナーシカゴ生まれ。日本では、翻訳書がゲイリー・ガイギャックス名で出されているため「ガイギャックス」として知られるが、英語での発音は「ガイガックス」 に近い。世界初にして最も有名なロールプレイングゲームダンジョンズ&ドラゴンズ』などのデザインで知られ、「ロールプレイングゲームの父(のひとり)」と賞される〔
〕。
1960年代、ガイギャックスはウォーゲーム・クラブの団体を作り「Gen Con」と呼ばれるゲームコンベンションを創設した。
1971年、中世ヨーロッパの戦争を再現するミニチュアゲーム『Chainmail』を共同制作。
1973年、幼なじみのドン・ケイとともにTSR社(Tactical Studies Rules)を設立。
1974年、前述のゲーム『Chainmail』を拡張し、彼が自分の子供のように愛したファンタジーの要素を組み込んで、デイヴ・アーンソンと共に世界最初のテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を創造した。彼はさらに、新しいゲームをサポートするために、雑誌「ドラゴン」を創刊した。1977年には、より広範囲に渡るバージョンの仕事に着手し、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』を生み出した。ガイギャックスはゲームシステムのために非常に多いマニュアルをデザインし、D&Dを遊んでいる人(ダンジョンマスター)に向け、詳細なゲームシナリオを走らせるための簡単な台本やアイデアを、「モジュール」と呼ばれる、それぞれにパッケージされたアドベンチャーを与えた。1983年、彼はD&DのTVアニメシリーズ(:en:Dungeons & Dragons (TV series))のライセンスのために働き、成功に導いた(ちなみにこのアニメは日本の東映アニメーションが制作した)。
新たな過半数の所有者と問題をめぐって、1985年にTSR社を退社後、ガイギャックスは独立してロールプレイング・ゲームの著作を続け、1992年にはマルチジャンルのRPG「デンジャラス・ジャーニーズ」(:en:Dangerous Journeys)を始めた。彼がデザインした別のゲーム・システムは「レジェンダリー・アドヴェンチャー」(:en:Lejendary Adventure)と呼ばれ、1999年に発売された。2005年には、ガイギャックスはこのゲームの第3版のルールと、ゲームの古典的なバージョンとの間のハイブリッドとして考え出された「キャッスルズ&クルセイズ」(:en:Castles & Crusades)に深く関わった。
ガイギャックスは2度結婚し、6人の子供をもうけた。2004年、彼は2つの病気を患い、連続して起こる心筋梗塞からかろうじて回復したが、腹部大動脈瘤と診断され、2008年3月4日に死去。69歳だった。
==生い立ちとインスピレーション==
ゲイリー・ガイギャックスは1938年7月27日、シカゴのリグレー・フィールドの数ブロック近く〔Gygax: "I was born in Chicago about four blocks from Wrigley Field."〕で生まれた。スイス移民シカゴ交響楽団ヴァイオリニストであるErnst Gygaxの息子である。〔ガイギャックスは幼少期をシカゴで過ごしたが、しかし、1946年に彼は少年の大規模なグループと乱闘に巻き込まれた後、父親が家族をウィスコンシン州レイク・ジェニーバに移動させることを決めた。〔Gygax: "We got into a serious fracas with a big gang of boys from further north, there were at least 30 of them to our dozen, but that's a whole different story, and the main reason my father decided to move from Chicago."〕そこはゲイリーの母親の家族が19世紀初頭に定住していた場所だった。〔Gygax: "My maternal family has been in Lake Geneva since circa 1836."〕〔
彼の幼少期から十代までの間、彼はファンタジーサイエンス・フィクションの観賞、ゲームへの愛が明らかになった。彼が5歳の時、彼はピノクルなどのカードゲームやチェスをプレイした。〔 (Registration required)〕〔10歳の時、彼は現在で言うところの「ライブRPG」を友人たちと遊び、また裁定役を務めた。〔Gygax, Gary (2005). ''Long Biography of E(rnest) Gary Gygax'' (revision 6-05)〕彼の父は彼にファンタジーやサイエンス・フィクションのパルプ・マガジンを与えた。〔彼のゲームへの興味は、歴史への正しい評価と、結局1953年に彼がミニチュア・ウォーゲームを親友のドン・ケイと始めたのが組み合わさったものである。〔ガイギャックスとケイは高さ54mmと70mmの人形を大量にコレクションし、おもちゃの兵士のために自分たちのミニチュアのルールをデザインして、爆発をシミュレートするために"ladyfingers"(小さな爆竹)を使った。
高校を若年期で退学したあと、しばらくの間奇妙な仕事をして、19歳のときにシカゴに戻ってきて短期大学の夜間クラスに参加した。〔そしてシカゴ大学の人類学の授業を追求する。彼はさらにシカゴ大学人類学の単位を取得した。〔〔彼は大学ディーンのリストを作り、彼の教授との要請により、シカゴ大学の単位の認定を認めた。一方、彼はこの時点で結婚しており、フルタイムの仕事として保険の代理人を引き受けることにした。〔Gygax: "I never finished high school, attended junior college in Chicago, picked up a fair number of English and anthropology-sociology credits amongst various other classes. As I was on the Dean's list and had professors pushing me, I was admitted to the U. of Chicago, but I took a job in insurance instead."〕
1958年12月にアバロンヒル社から発売された「ゲティスバーグ」(:en:Gettysburg (game))ゲームはガイギャックスの注目を特に得た。〔Fannon, Sean Patrick (1999). ''The Fantasy Roleplaying Gamer's Bible'' (2nd ed.) Obsidian Studios. ISBN 0-9674429-0-7.〕また、アバロンヒル社から、彼は最初に入手できる空白の六角形が書き込まれたマッピングシートを注文し、自分自身のゲームのデザインのために雇い入れた。〔 (Registration required〕ガイギャックスは自分がデザインしたゲームの改訂のために、プレイ・バイ・メイルの「ディプロマシー」ゲームのファンになりのめり込んだ。〔ガイギャックスはハーバート・ジョージ・ウェルズの「Little Wars」(:en:Little Wars)というミリタリーミニチュアを使ったウォーゲームの本と、フレッチャー・プラット(en:Fletcher Pratt)の「Naval Wargame」を習得し、1965年には彼はウォーゲームの趣味に積極的で、多くの雑誌の記事を書いた。〔さらにまた、ガイギャックスは乱数を生成するための革新的な方法として、彼が学校の補給カタログで発見した〔、六面体の普通のサイコロだけでなく、5つ全ての正多面体のサイコロを使用することを求めた。
1967年、彼と家族はレイク・ジェニーバに戻ってきた。〔彼はTSRのエンターテインメント部門の責任者としてハリウッドに短期滞在したときを除いて、レイク・ジェニーバの自宅で人生を過ごした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゲイリー・ガイギャックス」の詳細全文を読む




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