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火燵 炬燵
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炬燵(火燵、こたつ)は床や畳床等に置いた枠組み(炬燵櫓、炬燵机)の中に熱源を入れ外側を布団等で覆って局所的空間を暖かくする形式の暖房器具〔意匠分類定義カード(D4) 特許庁〕。熱源は枠組みと一体になっているものとそうでないものがあり〔、古くは木炭、豆炭、練炭を容器に入れて用いていたが〔こたつ 関ケ原町歴史民俗資料館〕、現在その多くは電気装置である。 脚を曲げて腰を掛けることができるよう床を切り下げている掘り炬燵(切り炬燵ともいう)と、床が周囲と同じ高さの平面の置き炬燵とに分けられる(ただし、台を設ける床置きの掘り炬燵もある〔)。布団を広げた炬燵櫓の上にはこたつ板を敷くことが多い。 なお、地方や世代によってはあんかのことを炬燵と呼ぶこともある。 == 呼称 == 現在の「こたつ」の漢字表記はもっぱら「炬燵」であるが室町時代には「火闥」、江戸時代には「火燵」と表記された。なお、燵は国字である。また略称として「こた」があるがあまり用いられない。しかし、丁寧語の「お」をつけた「おこた」という言い方は多く女性に用いられている。 炬燵と一体化して生活することを「かたつむり」をもじって俗に「こたつむり」と呼ぶことがある〔電通による造語である。『imidas』、1989年。長時間入っていると、脚が低温やけどになるおそれがある。漫画家の木村千歌のデビュー作は『こたつむり伝説』である。〕。 他に、炬燵にすっぽりと殆ど頭だけ出して潜り込んでしまった状態を、「亀」と表現する事もある。 イランには同様な暖房器具があり、「コルシ」(Korsi)と呼んでいる。また、スペインのアンダルシア地方にはブラセロ(:es:Brasero)というオリーブの実の絞りかすなどを燃料とするあんかを使った、椅子に座って使うこたつが存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「炬燵」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kotatsu 」があります。 スポンサード リンク
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