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コッコステウス
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コッコステウス コッコステウス (''Coccosteus'') は、デヴォン紀中期から後期にかけてヨーロッパおよび北アメリカ〔化石はイギリス、ロシア、アメリカなどから発見されている。〕に生息していた板皮類。学名は「ザラザラした骨」を意味する〔平野弘道 他、『小学館の図鑑NEO 大むかしの生物』、小学館、2004年、p50〕。 全長は平均20 - 24センチメートル程度、最大で約40センチメートルになったと推定されている。河川や湖などの淡水域に生息していたと考えられている。同じ節頚目(せっけいもく)に含まれる巨大魚である、ダンクルオステウスとは、体の大きさこそ掛け離れているが〔ダンクルオステウスは全長6メートルを超え、コッコステウスの15倍以上に相当する。〕、よく似た形質を備えている。頭部と脊椎をつなぐ関節が発達しており、大きく口を開けることができたと考えられる〔平野弘道 他、『小学館の図鑑NEO 大むかしの生物』、小学館、2004年、p50〕。 肉食性で積極的に狩りをすることもあれば、死んだ動物を食べる(腐肉食)こともあったと考えられている〔Barry-Cox 他、『原色版 恐竜・絶滅動物図鑑』、大日本絵画、1998年、p37〕。
== 出典・脚注 == 〔
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