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コトリン型駆逐艦(-がたくちくかん ''Kotlin'' class destroyer)は、ソヴィエト/ロシア海軍の駆逐艦である。56号計画の基本型であり、SAMコトリン型などのサブタイプが存在する。 コトリン型はNATOコードネームであり、ソ連海軍の計画名は56型駆逐艦(スポコーイヌイ級)(')である。「コトリン」はロシアの「コトリン島」あるいはこれに因んで命名された帝政ロシア時代の水雷艇の名称に由来する。)である。「コトリン」はロシアの「コトリン島」あるいはこれに因んで命名された帝政ロシア時代の水雷艇の名称に由来する。 == 概要 == === 開発 === 56号計画は、「改41号計画」という位置付けで1951年夏より計画が開始された。この年の6月2日付けのソ連政府第1867-891号政令により、計画は正式に「41号技術計画のスペック変更型」という規定がなされた。政令は、戦後初めて設計された41号計画型駆逐艦の過大な排水量に不満を感じたヨシフ・スターリンがその小型化を求めたことによると考えられている。41号計画は失敗と看做され、1番艦のネウストラシームイ1 隻が建造されただけに終わっている。56号計画は41号計画反対派によって設計が進められたが、その具体的進展については正式には公表されていない。恐らくは、ネウストラシームイの建造が開始された頃に56号計画の設計が開始されたと考えられているが、これはつまり41号計画の是非が問われる以前に「発展型」の開発が始められていたということになる。 結局のところ、56号計画の目的を明確化することはできない。少なくとも言えるのは、発注側(ソ連海軍)ではなく産業側の要求で計画は作成されたということである。計画が進む中で、設計陣も41号計画の最も主要な監督官に代わった。開発要求では、スペックは41号計画との比較において、排水量で3770 tに対し3150 t、速力は36 knに対し39 kn、航続距離は5500 浬に対し4000 浬、行動期間は20日間に対し10日間、主要兵装は4 基の小型砲塔に収められた45 mm安定式連装自動砲SM-16に対し4 基の45 mm非安定式連装自動砲SM-20-ZiFとされた。56号計画計画では、従来予定された41号計画型駆逐艦110 隻の建造計画に対し、100 隻の同型艦の建造が予定された。このように、41号計画の排水量を抑えて速力と航続距離を増すよう修正をした結果、「発展型」の性能は本質的に低下させられた。計画はすぐに見直され、速力と航続距離はそこまで重視しなくてもよいこととされた。それでもなお、1954年4月4日付けの第1648-592号政令では3230 tの排水量と38.5 knの速力が要求された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コトリン型駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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