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コミ語 : ウィキペディア日本語版
コミ語[こみご]

コミ語(コミご、Komi, ジリエーン語 (Ziryene)、ジリヤン語 (Zyrian))は、フィン・ウゴル語派ペルム諸語に分類される言語である。ロシアコミ共和国およびペルミ地方に住むコミ人によって話されている。
コミ・ペルミャク語とも呼ばれるペルミャク方言についても、ここで解説する。
== 歴史 ==
紀元前800年ごろにコミ人がカマ川上流域に移動したことにより、ペルム祖語がウドムルト語とコミ語に分裂して成立した。フィン・ウゴル語派ではハンガリー語に次いで、2番目に古い記録をもつ言語である。1000語は、フィン・ウゴル祖語から継承されている。現在でもウドムルト語の語彙とは共通点が多く、コミ語の一般的な語彙の語幹の80%は、ウドムルト語にも同じものがみられる。そのほか、コミ人と諸民族との交流により、時代によってイラン系の言語や、古代チュヴァシ語ヴェプス語カレリア語ロシア語(時代順)などからの借用語が導入されている。以下のような方言があり、コミ・ジリエーン語コミ・ペルミャク語の分離は14世紀から15世紀ごろと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コミ語」の詳細全文を読む




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