翻訳と辞書 |
コルグ・KRONOS[くろのす]
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
コルグ・KRONOS[くろのす]
KRONOS(クロノス)とはコルグが販売していたシンセサイザーの型番・商品名。M3の後継のフラッグシップミュージックワークステーションとして2011年に発売された。翌年の2012年には、内蔵メモリー容量、サンプラー機能などをアップグレードさせ、「X」の文字を加えKRONOS Xとなった。2014年にはKRONOS 2としてマイナーチェンジされた。埼玉県で製造されている(株式会社コルテック製)。 == 概要 == 2005年、当時のフラッグシップモデルであったTRITONとは別系統のハイエンドモデルシンセOASYSが発売された。この機種は当時のコルグの技術力の集大成とも言うべき陣容を誇ってきたが、価格が非常に高い完全プロユースモデルであり、一般への普及とは程遠かった。KRONOSはこのOASYSを技術更新とコストダウンによって再構築したモデルと言える。OASYSは発売時期の関係でPentium 4とHDDが採用されていが、KRONOSはATOMを採用することで省電力となり、またSSDを採用することで耐衝撃性を向上させている。OASYSにあったトリガーパッド、CD-Rドライブ、ポップアップ液晶パネルなどの機構は省略されている。 外見はごく一般的なハードウェアシンセサイザーであるが、PCテクノロジーをベースにしているのが特徴である。デュアルコアATOMプロセッサを搭載したIntel製mini-ITXマザーボードを心臓部とし、SSDを2次記憶媒体としている。OSはKORGが独自にビルドしたカスタムカーネルを持つ32bit Linuxである。シンセサイザー機能はすべてソフトウェアで実装されている。このような構成により、発音方式が異なる9種類のシンセサイザーが1台の中に収まっており、内蔵PCM音源はハードウェアシンセサイザーとしては破格の大容量であり、幅広い音色を出すことが可能である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コルグ・KRONOS」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|