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「コロベイニキ」()は、ロシアの詩および歌曲。「行商人」という邦題がつけられている。 == 解説 == コロベイニキ(、カラビェイニキ)とは、革命前のロシアで布や雑貨、本などを売り歩いた行商人のことである。1861年、雑誌『ソヴレメンニク(、同時代人) 』上でニコライ・ネクラーソフが発表した長編詩「行商人(コロベイニキ)」の一節に旋律がつけられて民謡化したものとされている。民謡化された部分の冒頭のフレーズから「(おお、箱の中は一杯だ)」とも呼ばれる。さらにこの冒頭部分に現れる(カローブシカ、行商人の背負う箱という意味)の語から「コロブチカ」のタイトルでも知られている。 詩が発表された後に作曲者は不明であるが曲がつけられ、瞬く間に広がってロシア民謡としての地位を確立した。日本では戦後、フォークダンスの曲として紹介され、分かりやすい構成のダンスと、だんだんテンポが速くなっていく楽曲構成が広く知られている。ただし、ネクラーソフによるオリジナルの歌詞は行商人の青年と村の娘の一夜の交際を描いたもので、演奏においても徐々にテンポが速くなるような演出はない。また、旋律もフォークダンスの「コロブチカ」として知られているものとは若干異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コロベイニキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Korobeiniki 」があります。 スポンサード リンク
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