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『コントラスツ』Sz.111(BB 116)は、ベーラ・バルトークが1938年に作曲した、クラリネットとヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲。 *原語曲名:''Contrasts''(英語) *演奏時間:約16~17分。バルトーク自身も完成直後に「16分くらい」と書いている。 *作曲時期:総譜のバルトーク自身の書き込みによれば、1938年9月24日に完成。 *初演:第1楽章と第3楽章は1939年1月9日、ニューヨーク・カーネギーホールにて、ヨーゼフ・シゲティのヴァイオリン、ベニー・グッドマンのクラリネット、エンドレ・ペトリのピアノで。全3楽章の形では1940年4月21日に同じくカーネギーホールで、シゲティとグッドマンに作曲者自身のピアノで行われた。 ==作曲の経緯 == バルトークへの作曲依頼は、1938年8月11日に同胞のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティが彼に送ってきた手紙によってなされたが、公式に作品を依嘱したのは『スウィングの王様』ことジャズクラリネット奏者のベニー・グッドマンである。アメリカで活動していたシゲティはグッドマンと親しくなっており、1938年の夏にヨーロッパツアー中のグッドマンとシゲティはリビエラで会い、2人はピアニストであるバルトークも加えた3人で共演できる曲が書けるかを問い合わせることにしたのだった。 シゲティの手紙の中では、ヴァイオリンとクラリネットにそれぞれ華やかなカデンツァを盛り込んで欲しいと言う依頼の他、以前にバルトークが以前に2曲書いている『ピアノとヴァイオリンのためのラプソディ』のようなおそらくは2楽章から成る6、7分程度の楽曲を望んだようだが、バルトークはそれから一歩進めて3楽章構成としたこともあって、最終的な結果はずっと長くなった。 楽譜は1942年に出版され、シゲティとグッドマンに献呈されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コントラスツ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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