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サテライトスタジオ(英語:Satellite Studio)は、演奏所以外の場所に設置される放送局の放送用スタジオの一つである。 == 概要 == 日本国内外ともに特に明確な定義などはなく、放送局のスタジオのひとつとして扱われるものであるが、放送局の「サテライトスタジオ」とは、演奏所建物内又は敷地以外の場所に設置したスタジオ、すなわちスタジオフロア及び調整室を併せたもので、その調整室が副調整室機能を有し、演奏所の主調整室と自営もしくは他の電気通信事業者の所有する有線もしくは無線の通信回線によって接続され、映像、音声、その他放送用データのやりとりができ、直接放送、すなわち生放送可能となっているものの一つを示す〔社団法人日本民間放送連盟編 『放送ハンドブック』東洋経済新報社 1991年5月23日 p331-340、p431-438他。〕。なお、副調整室の設備が簡素化されていることがあり、CM送出指示(アンタイム制御)やテロップ操作等が行えない場合、補完として放送局側の副調整室(通称「受けサブ」・「リモートサブ」)を通す必要がある。 日本では期間限定設置の臨時スタジオと常設スタジオの両方がある。前者はあくまでも臨時のもの、すなわち中継放送のひとつとしての扱いになるが、後者で副調整室を持つものは放送局の放送システムとして放送局免許に関係する。テレビ、ラジオともに「サテライトスタジオ」と呼ばれるものがあるが、テレビドラマ撮影用など大規模な映像音声制作用スタジオは含めないことが多く、報道などの要求から演奏所外に設けられるスタジオ(日本では国会議事堂、地方議会場、道路交通情報センター、日本気象協会などに設けられるもの)などについても含めないことが多い〔。 つまり日本では、出演者によるトークやCDなどによる音楽再生が主体の小規模なラジオ放送用スタジオを、演奏所より離れた人通りの多い繁華街にある建物などに設け、基本的なラジオの生放送の様子(スタジオフロアの出演者や副調整室のスタッフの動きなど)を観客に見せる目的となっているものが「サテライトスタジオ」に該当する。多くのスタジオは観客の番組への参加は考慮しておらず、外部の騒音を遮断し、観客の立ち入りを防ぐためにガラス張りのセットとなっている。外部に対しては、放送音声を流すスピーカと、観客の声を拾うためのマイクロフォンを設置する程度である。ケーブルテレビが主力のアメリカでは、ローカルケーブルテレビ局の小規模な「テレビサテライトスタジオ」も相当数あるが、これも同様の構成である〔。 日本ではテレビ放送が始まってラジオが押され気味であった1962年に、ニッポン放送がアメリカでの成功例を参考に小田急百貨店新宿店内にラジオスタジオを開設して以来、日本各地に展開されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サテライトスタジオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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