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サテラビュー(Satellaview)は、1995年に任天堂が日本で発売したスーパーファミコン専用周辺機器であり、1995年から2000年までBSアナログ放送にて実施されたスーパーファミコン向け衛星データ放送サービスを受信するためのデータ放送受信端末(モデム)である。主にゲームソフトが配信された。 サテラビューは機器の名称だが、この機器で受信できたデータ放送サービス(スーパーファミコンアワー)も度々サテラビューと呼ばれた。当時の販売価格は送料税込18,000円。 ==概要== ===衛星データ放送の制度化=== 1984年に打ち上げられた放送衛星により実施されたBS放送は通常のテレビ放送だけでなく、独立音声放送、ファクシミリ放送、データ放送、ハイビジョン放送など多彩なサービスを視野に入れて開発・実施された。しかし当初その放送電波のデジタル放送帯域はデジタル音声放送の利用のみに限られていた。データ放送は当時の郵政省により、事業としての目処が立つ事業者だけに免許が与えられる施策が採られており、魅力あるコンテンツを供給できるかどうかが、参入を希望する事業者たちが共通で頭を悩ませる点であった。 1990年からBS第5チャンネル〔放送開始時はBS第3チャンネル。〕をWOWOWと共用し独立音声放送を実施したセント・ギガを運営する衛星デジタル音楽放送(SDAB)は経営悪化に陥っていた。任天堂は1993年1月に子会社の任天堂ギガを設立し同社を通じ同年3月にSDABへ資本参加し、データ放送事業の計画を公表した。この事業にはSDABを任天堂の資本支援により健全化させる目的が含まれた。ラジオ放送を補完する文字画像情報のほか、ニュース・天気予報・教育番組やカラオケ番組などの配信が予定されたが、ゲームソフトの放送は法規制や技術面から困難とされた〔 〕〔 〕。 BSによる衛星データ放送は1993年から郵政省の諮問機関により答申が行われ、1994年に制度化された。その後1995年3月にセント・ギガのデジタル放送帯域を使用し、任天堂がコンテンツを供給するプランが認可を受け、SDABへ対し放送免許が交付された。1993年の計画で公表された天気予報やニュースは実施せず、任天堂が得意とするゲームソフトを中心とした娯楽放送として実施されることとなった。コールサインはJO33-BS-TDM1である〔1997年夏には放送衛星の切り替えに伴いコールサインがJO23-BS-TDM1に変更された。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サテラビュー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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