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サハリン州(, )は、ロシア連邦の州(オーブラスチ)で連邦構成主体のひとつ。地理的な意味での日本列島の最北部であるサハリン(樺太)島とクリル(千島)列島を管轄し、極東連邦管区に属する。州都ユジノサハリンスク市(1905年 - 1945年のサハリン(樺太)島南部の日本統治時代は豊原市と呼ばれていた)。面積は8万7100、南北の広がりが約900km、人口は48万8391人(2014年)。 == 概要 == 宗谷海峡、オホーツク海を挟んで日本の北海道に接しており、日本(特に北海道)との経済的な結びつきが強い。主な付属島嶼にモネロン島(日本名は海馬島)があり、1983年9月1日に発生した大韓航空機撃墜事件のあった舞台としても有名である。サハリン島の南部(南樺太)およびクリル諸島(千島列島)全域は、第二次世界大戦以前は日本領の地域であった。日本がソビエト連邦に対して1918年にシベリア出兵をした際には北サハリンを占領して実効支配を続けていたが、1925年に日ソ国交樹立したのを期に日本軍が撤退し、ソ連統治下に戻った。 1945年8月、未だ有効期間中であった日ソ中立条約を破棄してソビエト連邦が侵攻した(樺太の戦い)。現在でもロシア連邦が実効支配している。そのうち、南クリル(南千島、「北方領土」)については、日本政府は日本固有の領土であるとして返還を強く求めており領有権を巡って係争となっている。その他日本が領有権を放棄した地域については日本政府は「ソ連・ロシアが条約に調印していないため国際法上は帰属未定」との立場を取っている。なお、日本政府による積極的な返還要求が南千島のみであるのに対し、日本共産党は、樺太・千島交換条約によって合法的に日本の領土とされていた歴史的経緯を根拠に、北千島を含む千島列島全域の返還を主張すべきという立場を取っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サハリン州」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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