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サプレッサ(ー)
suppressor =========================== ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
サプレッサー()は、銃の発射音と閃光を軽減するために銃身の先端に取り付ける筒状の装置の総称である。 サプレッサーには、発射音の抑制を主な目的とする「サウンド・サプレッサー(サイレンサー)」や、発射炎の抑制を主な目的とする「フラッシュサプレッサー(フラッシュハイダー)」などがあるが、ここでは「サウンド・サプレッサー」について記述する。 本項では、特に断りのない限り「サウンド・サプレッサー」を単に「サプレッサー」と記述する。 == 概要 == サプレッサーは、その内部に「バッフル」や「ワイプ」で区切られた多数の空気室を設け、発射薬が燃焼して発生した高圧のガスを空気室内に拡散させ、徐々に圧力を下げてから外部に放出することで、火薬の燃焼ガスが銃口から放出される際に発生する甲高い破裂音を軽減する。 このため、銃口以外の隙間(シリンダー・ギャップ)から発射ガスが漏れる回転式拳銃(リボルバー)では、発射時にシリンダー・ギャップが密閉される特殊な構造を持つナガンM1895などを除き、ほとんど減音効果が望めない。自動式拳銃(オートマチック)の場合は、回転式拳銃ほどではないが、排莢口(エジェクションポート)から音が漏れることがある。消音効果をより高めるために、遊底が後退しないようにロックする機構を追加したものもある。 音速以上で弾丸が飛ぶと衝撃波によって音が発生するため、サプレッサーを使用する場合は音速を下回る速度で飛ぶ「亜音速(サブソニック)弾」を使用することが多いが、長距離からの狙撃に使用する場合はこの限りではない。たとえば、.45ACP弾は亜音速弾なので、サプレッサーと相性がよい。9x19mm弾は高速弾なので、サプレッサーを使うときは弾速を落とし、それを補うために弾頭の重量を増した特別なカートリッジを使用することがある。 熱を持つと消音効果に悪影響が出るため、水や専用冷却材を入れると消音効果が高まるものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サプレッサー」の詳細全文を読む
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