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モンポス(Mompox / Mompós)、正式名サンタ・クルス・デ・モンポス(Santa Cruz de Mompox)は、コロンビア北部ボリーバル県にある都市である。コロニアル様式の町並みが残る都市で、マグダレナ川とカウカ川が合流する場所近くの、洪水除けのために盛り土をした場所の上に築かれており、カルタヘナからは249 km 離れている。人口は約3万人で、やに隣接している。 南アメリカ大陸のスペイン植民地の多くを解放したシモン・ボリバルは、「もし私の人生がカラカスのおかげならば、私の栄光はモンポスのおかげである」と語った。ボリバルは1812年にモンポスに到着し、屈強な男たちのほとんど全員にあたる400人ほどを雇った。その男たちが、カラカスでボリバルを勝利に導いた軍勢の基盤になったのである。 == 歴史 == 「モンポ」(Mompo)あるいは「モンポジ」(Mompoj)は、スペイン人がこの地に到着した時の、先住民の首長の名であった。「モンポス」(Mompox)は「支配者モンポの土地」という意味である。 都市はマグダレナ川の安全な港として、1537年5月3日にアロンソ・デ・エレディア(Don Alonso de Heredia)によって建設された。サンタ・クルス・デ・モンポスの名は、当時のカルタヘナ総督フアン・デ・サンタ・クルス(Juan de Santa Cruz)にちなんでいる。この町は、川を遡って内陸に物資を運ぶ港として、大いに栄えた。王立造幣所もこの町に建設され、その金工たちで有名になった。この繁栄は19世紀になると衰退し始める。それでも20世紀初頭まではなおも港町として存続していたが、支流に堆積物がたまり、川の流れが変わると、そこに建てられた町に取って変わられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サンタ・クルス・デ・モンポス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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