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ザビール : ミニ英和和英辞書
ザビール[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ザビール : ウィキペディア日本語版
ザビール[ちょうおん]

ザビール (''Zabeel'') はニュージーランド生産、オーストラリア調教の競走馬種牡馬である。種牡馬としてオクタゴナルマイトアンドパワーヴェンジェンスオブレインなどオセアニア産の歴史的名馬を輩出した。シャトル種牡馬としてオセアニアで大きな成功を収めたデインヒルとともに、1990年代の南半球を代表する種牡馬である。1997/1998-1998/1999年シーズン・オーストラリアリーディングサイアー、1997/1998-2000/2001年シーズン・ニュージーランドリーディングサイアー。
父は「南半球のノーザンダンサー」とも呼ばれた大種牡馬サートリストラム。半弟にオーストラリアンギニー (G1) の優勝馬バリシニコフ(父・ケンマール)がいる。
== 経歴 ==
''(記述中の「G1」には各国の国内G1を含む)''
競走馬時代はオーストラリアで過ごし、ヴィクトリア州をベースに4歳春まで走り19戦7勝。うちオーストラリアンギニーを含む重賞4勝を挙げているが、オーストラリアのダービーに当たるオーストラリアンダービーは5着、オーストラリア最強馬決定戦のコックスプレートでは14着と、超一流には少し足りない競走馬だった。
1991年の競走馬引退後は、ニュージーランドのケンブリッジスタッドで種牡馬となったが、初年度産駒からオクタゴナルカンタベリーギニー、オーストラリアンダービー、ローズヒルギニーのシドニー三冠(事実上のオーストラリア3歳三冠)を達成するなど大レースを次々と制し、G1競走10勝を挙げる。さらに2年目の産駒マイトアンドパワーも古馬G1を総なめにする活躍を見せ、この2世代だけで6頭の産駒がG1競走を24勝という驚異的な滑り出しを見せた。以後もオーストラリアンダービー、コーフィールドカップなどG1競走4勝を挙げたスカイハイツなどの名馬を輩出し続け、一時より衰退の兆しを見せていた父サートリストラムの父系を復興させるとともに、オセアニア種牡馬の代名詞としてデインヒルと並び称される存在となった。
代表産駒オクタゴナルは父として2003/2004年シーズンの年度代表馬ロンロを送り出した。また同馬はシャトル種牡馬としてフランスでも種付けを行い、同地で生まれた産駒の中からレイヴロックがイスパーン賞を制し、ザビール系から初めてヨーロッパのG1優勝馬を出している。
孫のロンロがオーストラリアリーディングサイアーとなった2011-2012年シーズンも9位につけるなど、高齢になっても活躍馬を出しつづけたが、2013-2014年シーズンに種付けした30頭がすべて不受胎になったことから、種牡馬を引退した。引退後も引き続きケンブリッジスタッドで繋養された。引退時点のG1勝ち馬は43頭、重賞勝ち馬は100頭というものであった〔Career over for super sire Zabeel 〕。
2015年9月26日に死亡〔Influential New Zealand Sire Zabeel Dead Blood-Horse 2015年9月27日閲覧〕。
ニュージーランドではその功績を記念したG1競走「ザビールクラシック」(2002/2003年シーズンにオークススタッドクラシックより改称)が行われており、改称以降3頭の産駒が優勝している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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