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シダ植物(シダしょくぶつ、羊歯植物、歯朶植物)は、維管束植物かつ非種子植物である植物の総称、もしくはそこに含まれる植物のことで、胞子によって増える植物である。側系統群であることがわかっている。 側系統群を認める分類では、シダ植物はシダ植物門として、ひとつの分類群にまとめられることもあるが、単系統群のみを分類群とする体系では、シダ植物門とヒカゲノカズラ植物門の2群に分かれる(加えて、トクサ植物門を独立門として置くこともあった)。 非単系統群であるが、共通する点も多く、ここでは、これらを総合して説明する。より一般的なシダについてはシダ綱を、それ以外については各群の項目を参照。 == 特徴 == 各シダ植物は、それぞれに性質の違う点もあるが、共通の性質はおおよそ次のようなものである〔田川(1959)p.1-2〕。 # 維管束植物である(ただし、道管は仮道管)。 # 種子を形成しない。 # 配偶体(有性世代)と胞子体(無性世代)という2つの世代があり、世代交代を行う。 # 胞子体が生活史の中心を占めており、胞子形成が主な散布手段となっている。 # 胞子体が主な生活形態だが、配偶体(前葉体)も胞子体から独立して生活している。 これらは、植物界にあって胞子体を発達させて維管束を持つようになった群のうち、種子植物以前の性質を共有するグループと言ってもよいものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シダ植物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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