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シベルチ山()とは、ユーラシア大陸のカムチャツカ半島に存在する活火山である。なお、シベルチ (Shiveluch) は、Sopka ShiveluchやSheveluch (Шевелуч) などと呼ばれることもあるものの、本稿では以降、シベルチ山に統一する。 == 概要 == シベルチ山はカムチャッカ半島に存在する成層火山である。なお、2007年現在の山頂の標高は3,283mだった〔国立天文台 編 『理科年表(2008年版、文庫サイズ)』 p.663 ISBN 978-4-621-07902-7〕。 しかし、山頂噴火が多く、しかも溶岩ドームを形成することの多いタイプの活火山であり〔国立天文台 編 『理科年表(2008年版、文庫サイズ)』 p.663 ISBN 978-4-621-07902-7〕、 このため、山頂の標高はたびたび変化するため、この山頂の標高はあくまで目安である。事実、その後山頂の標高は、3,307mに変化した〔"Kamchatka high-prominence peaks. " peaklist.orgのサイトより〕。 現在のシベルチ山の山体は、主に3つの部分から成っている。かつて、ここには古シベルチ山 (Старый Шивелуч) という成層火山が存在しており、現在はそれがカルデラとなって残っている。そしてその上に、現在も活動を続けている新シベルチ山 (Молодой Шивелуч) が、約2,800mの高さで存在している〔"Holocene Volcanoes in Kamchatka / Shiveluch "〕。 この新シベルチ山も成層火山であり、火山性の噴出物が幾重にも重なって形成されたものである〔"Shiveluch Volcano " 2007年3月29日更新のNASAのサイトより。 2009年9月20日閲覧。〕。 そして、その上に新しく火山性の噴出物が積もったり、溶岩ドームが形成されたりして、現在の標高になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シベルチ山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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