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シボラ
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シボラ シボラ(Cíbola)とは、伝説上の黄金の七都市、シボラの七都のうちのひとつである。エル・ドラードや若返りの泉と同様、16世紀のスペイン人のコンキスタドールたちやフランス人植民者によって新大陸に実在すると信じられ、現在のアメリカ合衆国南西部の探険が数多く行われた。黄金都市の伝説の信ぴょう性が保たれたのは、一方ではエル・ドラードの伝説があったこと、アドベ煉瓦で作られたプエブロ集落は、煉瓦に雲母が混ざっていると太陽光を反射して黄金色に輝いて見えること、ズニ(w:Zuni)のプエブロ集落が実際に7つあったことなどが挙げられている。 ==伝説の由来== この伝説は、1150年頃にムーア人がスペインのメリダを征服したことに由来する。それによると、7人の司教がムーア人に追われて町から逃げ、一命を取り留めただけではなく、聖なる遺物がイスラム教徒たちの手に渡るのを防いだ。 後になって、どこか遠くの、当時の人々には分からない場所に、7人の司教たちが「シボラとキビラ(Quivira)の町」を創った、という噂が広まった。伝説では、これらの町はとても裕福で、主に黄金と貴石で建てられていると言われた。この伝説は、その後何世紀もの間、多くの探険の大きな動因になった。最終的には「シボラとキビラの町」の伝説は、メリダを去った7人の司教それぞれがいる「黄金の七都市」という大きな話になった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シボラ」の詳細全文を読む
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