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シャクジョウソウ(錫杖草、学名:''Monotropa hypopithys'')はツツジ科(旧分類ではイチヤクソウ科またはシャクジョウソウ科)シャクジョウソウ属の多年草。葉緑素を欠く腐生植物。別名、シャクジョウバナ(錫杖花)〔〔『日本の野生植物 草本III合弁花類』p.6〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.527〕。 古い新エングラー体系ではイチヤクソウ科に、クロンキスト体系ではシャクジョウソウ科に分類されていた〔が、新しいAPG植物分類体系ではツツジ科に分類される〔。 ==特徴== 植物体全体が淡黄褐色。茎の高さは10-20cmになり、茎には葉が退化した鱗片葉が多数互生し、上部には剛毛が生える。上部の鱗片葉はまばらにつき、下部のものは小型でやや密につく。鱗片葉は広卵形で先はとがる〔〔〔。 花期は6-8月。茎の先端に総状花序をつけ、4-8個の花を下向きにつける。萼片は4-5個あり、長さ1-1.2cmになる長楕円形で外面に剛毛が生え、先端に不規則な歯牙がある。花弁は4-5個あり、長さ1.2-1.5cmになる長楕円形で内外面に長毛が生える。雄蕊は8個あり、子房を囲む。花柱は長さ5-6mmになる。花は最初下向きにつくが次第に上向きになり、果実は上向きになる。果実は蒴果で、径5-6mmの広楕円形になる〔〔〔。 和名は、全形を僧が持つ錫杖に見立てたもの〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャクジョウソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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