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尺取り虫 尺取虫
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シャクトリムシ(尺取虫)は、主としてシャクガ科のガ類の幼虫である。特徴のある歩き方で愛嬌がある。別名は尺蠖(しゃっかく)、蚇蠖(おぎむし)。 == 特徴 == シャクガ科のガの幼虫は、多くが毛や針に覆われない、所謂イモムシであるが、通常のイモムシとは様々な点で異なっている。通常のイモムシは、胸部に3対の足を持ち、腹部に5対の疣足があるが、シャクガ科では腹部の疣足が後方の2対を残して退化している。 シャクガの幼虫は、他のイモムシと比べて細長いものが多い。通常のイモムシは体全体にある足と疣足を使い、基物に体を沿わせて歩くが、シャクトリムシは体の前後の端にしか足がない。そこで、まず胸部の歩脚を離し、体を真っ直ぐに伸ばし、その足で基物に掴まると、今度は疣足を離し、体の後端部を歩脚の位置まで引き付ける。この時に体はU字型になる。それから再び胸部の足を離し、ということを繰り返して歩く。この姿が、全身を使って長さを測っているように見えることから、「尺取り虫」と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャクトリムシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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