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シャドウ・DN7 : ウィキペディア日本語版
シャドウ・DN7[しゃどうでぃーえぬ7]

シャドウ・DN7(Shadow DN7)は、F1コンストラクターのシャドウが製作したフォーミュラ1カーである。デザイナーはトニー・サウスゲイトデイブ・ウォス
== 概要 ==
1975年にマトラV12エンジンの使用権をヒルブラバム〔『オートスポーツ』(三栄書房)1975年10月1日号、p93。〕との争奪戦の末シャドウが獲得、製作された。搭載されるマトラMS73・3リッターエンジンは、1974年に世界メーカー選手権でマトラをチャンピオンに導いたMS670CのエンジンにF1用のヘッドを取り付けたもので、最高出力は505馬力。
DN7はこの年の主力マシン"DN5"がベースとなっているため外見はほぼ同一。ギアボックスはDN5と同様にヒューランド・FL200を使用するが、ホイールベースの調整のため配置が横置きになっている〔。
7月29日にシェイクダウン後オーストリアGPTカーとして持ち込まれ、ジャン=ピエール・ジャリエのドライブでデビュー、続いてイタリアGPにも出走するがリタイアを喫する。
元となったDN5がコスワースDFV搭載を前提として設計されたマシンのため、重いマトラV12エンジンを搭載したことによってマシンの重量バランスが狂い直線スピードが伸びなくなった。このため10月限りでシャドウはマトラとの提携を解消、DN7はお蔵入りすることになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シャドウ・DN7」の詳細全文を読む




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