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シャピロ反応 : ミニ英和和英辞書
シャピロ反応[しゃぴろはんのう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
反応 : [はんのう]
  1. (n,vs) reaction 2. response 

シャピロ反応 : ウィキペディア日本語版
シャピロ反応[しゃぴろはんのう]
シャピロ反応(シャピロはんのう、Shapiro reaction)とは有機化学における人名反応のひとつで、N-トシルヒドラゾンにアルキルリチウムを作用させてアルケニルリチウムを発生させる反応のこと。R. H. Shapiro らによって 1975年に報告された〔Robert H. Shapiro ; Lipton, M.F.; Kolonko, K.J.; Buswell, R. L.; Capuano, L. A. ''Tetrahedron Lett.'' 1975, 1811. DOI: 10.1016/S0040-4039(00)75263-4 〕。
N-トシルヒドラゾンはケトンと N-トシルヒドラジドから導け、さらにアルケニルリチウムは求電子剤と容易に結合させられるため、本反応はケトンから置換アルケンへ変換するための有力な手法として利用される〔総説: Shapiro, R. H. ''Organic Reactions'' 1976, ''23'', 405–507.〕〔総説: Adlington, R. M.; Barrett, A. G. M. ''Acc. Chem. Res.'' 1983, ''16'', 55–59. DOI: 10.1021/ar00086a004 〕。本反応はアルキルリチウムの強い塩基性により発生する N,C-ジアニオンからスルフィナートアニオンと窒素分子の脱離を経るとされている。
ナトリウムメトキシドなどの塩基によりN-トシルヒドラゾンから直接アルケンを得る反応はバンフォード・スティーブンス反応と呼ばれ、機構がやや異なる。
== 参考文献 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シャピロ反応」の詳細全文を読む




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