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シルバニアファミリー : ミニ英和和英辞書
シルバニアファミリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シルバニアファミリー : ウィキペディア日本語版
シルバニアファミリー[ちょうおん]
シルバニアファミリー(Sylvanian Families)はエポック社から発売されているドールハウス
== 概要 ==
1983年後半から1984年に掛けて、当時、株式会社エポック社の二代目社長だった松本光男と数名の社員によって考案・開発が行われ、1985年3月20日に正式発売を開始された。それまでの同社では女児向け玩具の開発と販売は行って来なかったが、シルバニアファミリーは1985年冬の「ヒット商品番付」で第10位にランクインされ、同社の主力商品となった。日本ではなじみの薄かったドールハウスを紹介するために、人形を子供に人気のある動物の一家に置き換えて発売した。
動物をモチーフとした小型のフロッキー人形としては既に1983年9月にセキグチから発売された「テディベアストーリー」が人気を集めており、シルバニアファミリーは後発だったが、テディベアストーリーがファッション雑貨店やファンシーショップで販売したのに対し、シルバニアファミリーはより店舗数の多い玩具店を中心に販売したことや、テディベアストーリーよりも価格設定を下げたことで、先発のテディベアストーリーを上回るほどの売れ行きを見せた〔「フロッキー販売競争にみる、かわいい動物の人形──がん具業界の苦しい台所」『日経産業新聞』1985年9月27日付、17頁。〕。
2006年末時点で、累計で約7800万体が販売されており、〔人形『シルバニアファミリー』 エポックがアニメ化 伊藤忠などとDVD発売」『日本経済新聞』2007年1月19日付朝刊、13面。〕2015年(最新)の累計では世界の40ヶ国に輸出され、販売された数は約1億2000万体である。
玩具の通称として現在は「シルバニアファミリー」と呼ばれているが、発売当初の正式名称は『森のゆかいな仲間たち エポック社 システム・コレクション・アニマルトーイ・シルバニアファミリー』だった。
アメリカでは1986年に発売されたが、当時の代理店の倒産により1989年には一旦撤退した〔「エポック 女児向けがん具 米・カナダに再進出 トミー米子会社と提携」『日経産業新聞』1993年1月28日付、15頁。〕。1993年にはアメリカ・カナダに再進出を果たしたほか〔、ヨーロッパでも発売されている。多くの国でSylvanian Familiesの名称で販売を行っているが、北米では商標の問題が発生したことから〔1993年の再進出時にCalico Critters(カリコ・クリッターズ)と名称を変更した〔。
森に囲まれたシルバニア村に住む動物たちという設定を沿え、欧米の田舎のような世界観を築いている。
発売初期には、ヨーロッパのドールハウスに見られるような陶器製や製の家具が売られていたが、現在日本国内で販売されているものは、STマーク取得の関係上、ほとんどがプラスチック製に置き換わっている。
人形は基本的に4-7体の『家族』単位で発売されている。発売当初の家族構成はウサギ(グレー、ブラウン)、ネズミリスクマ(グレー、ブラウン)、タヌキモグラキツネの9家族40体。その後、何度か人形の入れ替えがあり、2008年現在ではウサギ(3種類)、ネコ(2種類)、イヌ、リス、クマ、ヒツジの9家族63体が通常商品として、オコジョハムスターブタなどが限定商品として売られている。
各人形には誕生日趣味などの設定が存在するが、名前は「その人形をかわいがってくれる人につけて欲しい」という考えから、あえて付けられていない(日本版)。ちなみに北米版、ヨーロッパ版では名前が付いている。
日本版、北米版、ヨーロッパ版では売られている人形の種類やサイズ、家具の色などが異なる。
例えば、コアラの人形は日本版では『留学生』として子供の人形のみが売られているが、ヨーロッパ版では『家族』単位で売られている。日本未発売の商品もある。ヨーロッパで販売されていたカエル家族のセットには赤ちゃんも含まれていたが、カエルの赤ちゃんといえどオタマジャクシではなく、小さなカエルの姿をしていた。
ドールハウスのほかにも、ゲーム化や後述するアニメ化などもしている。
また、1990年当時には、指定の番号に電話をかけると自動音声でシルバニアファミリーの物語が流れるサービスも行っていた。
1989年 エポック社企画・監修、アニメーションワールドの制作・実施により初のキャラクターショー『シルバニアファミリーショー』が公演された。公演時間は約30分。
1996年-2004年 エポック社企画・監修、劇団飛行船の制作・実施によって『シルバニアファミリーショー』外部PR公演が全国各地で行われた。
1999年7月 シルバニアファミリー誕生15周年記念事業として、初のテーマレストラン「シルバニア森のキッチン」第1号店を東京都武蔵野市吉祥寺に出店した。レストランの運営及び経営はエポック社の関連会社のヤングエポック、ミントなどが担当した。同店は2011年2月に閉店している。
2001年1月 シルバニアファミリー初の大型外部イベントとして「シルバニア村へ遊びにおいでよ!」を1月3日~8日の6日間に渡って東京・品川プリンスホテルで開催。企画・制作はヤラカス館、監修はエポック社、共催が品川プリンスホテル(プリンスホテルグループ)、延べ集客数は6日間で約30000人。同年のゴールデンウィークにも「品川プリンスホテル ゴールデンウィークこどもランド シルバニア村のパーティー」を5月3日~6日の4日間に渡り開催。延べ集客数は約19000人。
2002年8月 2001年に続き、シルバニアファミリーの大型外部イベントとして「シルバニアファミリーの夏休み」を8月10日~18日の9日間に渡って品川プリンスホテルで開催。企画・制作はヤラカス館、劇団飛行船、監修はエポック社、共催が品川プリンスホテル(プリンスホテルグループ)、延べ集客数は9日間で約27000人。この開催以後、シルバニアファミリーの外部大型イベントは行われなくなった。
2004年7月 シルバニアファミリー誕生20周年記念事業として、ぐりんぱ内に「シルバニアビレッジ」を開設した。企画・監修はエポック社、アトラクション建設・運営は富士急行
2005年 シルバニアファミリー誕生20周年を記念した初のキャラクター公演『シルバニアファミリーミュージカル~パーティーイブは大さわぎ!』が劇団こぐま座により全国12都市の13会場で行われた。公演時間106分。翌2006年に生産数限定でVHSビデオソフトとDVDソフト化された
2006年 全労済「こくみん共済」のイメージキャラクターに起用された。
2007年1月18日 シルバニアファミリーのCGアニメが製作されることが発表され、同年2007年6月20日にCGアニメ3話をそれぞれDVDで発売した。以後、新作を発売していく予定だったが、2011年2月現在、第3話以降の新作は製作されていない。
2009年3月 シルバニアファミリー誕生25周年記念事業として、かしいかえん内に西日本地区初のシルバニアパークとして「シルバニアガーデン」を開設した。企画・監修はエポック社、アトラクション設置・建設・運営は西鉄サービスなど数社が担当した。
2010年 シルバニアファミリー誕生25周年を記念したキャラクター公演『シルバニアファミリーわくわくミュージカル』(公演時間40分)と『シルバニアファミリーわくわくステージ』(公演時間25分)が劇団こぐま座により全国で行われた。同ステージは2015年現在も不定期で行われている。
2014年12月 シルバニアファミリー初の知育向けライセンス「オンライン英会話教室 ドリーム・パイ」が事業開始した。
2015年3月 シルバニアファミリー誕生30周年記念事業の一環として「シルバニアファミリー あそびのお部屋」が東京都目黒区と大阪府大阪市内にオープン。同年
9月 シルバニアファミリー誕生30周年記念ミュージカルショー&ステージを1日限定で博品館劇場にて公演。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シルバニアファミリー」の詳細全文を読む




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